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「森林サービス産業」の取組が本格化しています

「森林サービス産業」の取組が本格化しています

林野庁は、「森林サービス産業」を推進しています。

その取組の中でわかってきたさまざまな知見や関連する情報を今回紹介します。また、森林浴だけではない森林空間を活用した体験サービスが創造されており、現在多くの活動が試行錯誤の中で取り組まれています。その中でみなさんが参加できる研究会などもあります。



森林空間を活用した体験サービス提供し、新たな雇用と所得機会を産み出す

「森林サービス産業」は、そもそもどのようなものなのでしょうか。「森林サービス産業」は、2019年に林野庁等が提唱した、「健康」、「観光」、「教育」など様々な分野で森林空間を活用した体験サービスを提供し、山村地域に新たな雇用と所得機会を産み出す産業です。240321_2.jpg森林セラピーでの森林安息の様子



森林サービス産業の健康経営に関するエビデンスも得られた

「森林サービス産業」はどのような効果が得られるのでしょう。このことについて、(公社)国土緑化推進機構を中心に、令和2年度〜令和4年度にかけて、全国13地域でモデル事業を実施して、森林セラピー、エコツアー、森ヨガ・アロマ、その他教育・スポーツなどのプログラムを開発し、モニターツアーを実施し、スマートウォッチやスマホアプリなどの各種ウェアラブルデバイスを活用して、健康経営に関係するデータを取得し、分析しています(※)。

※詳細は、「森林サービス産業」の創出・推進に向けた活動支援事業(令和2年度〜令和4年度)成果は、以下のホームページに掲載されています。

https://www.rinya.maff.go.jp/j/sanson/kassei/attach/pdf/sangyou-59.pdf

 

その分析の中で得られたエビデンスの概要をまとめたのが以下の表です。

つまり、森林空間を活用した体験サービスでは、精神心理的健康及び幸福感、自律神経のバランス、睡眠に関すること、生産性、生活習慣について、良い結果が出ているということです。資料出所:高山範理「地域の森林空間利用の社会実装の推進に貢献する研究分野の取り組み」森林産業コミュニティ・ネットワーク(FICoN)第9回ウェブ検討会資料



森林サービス産業推進地域の情報がHPで見られる

(公社)国土緑化推進機構と連携しながら森林サービス産業推進に取り組む地域を林野庁が「森林サービス産業推進地域」として登録(令和6年1月末時点で全国50地域)しています。地域毎の特徴等(提供プログラム、利用可能な施設)を記載した紹介シートを作成し、林野庁のホームページ上で公表しています。

関東地域では、栃木県茂木町、群馬県上野村、神流町、長野原町、みなかみ町、埼玉県飯能市、北本市、神奈川県小田原市があります。全国では、森林セラピー基地として登録されている地域も多数「森林サービス推進地域」に登録されています。

森林サービス産業推進地域の紹介

https://www.rinya.maff.go.jp/j/sanson/kassei/sangyou/area.html




日本美しの森、お薦め国有林がホームページに公開されました

林野庁は、全国の国有林の中に「レクリエーションの森」を整備していて、その中で特におすすめでみなさまに訪れていただきたい森を「日本美しの森、お薦め国有林」として選定しています。各林の概要や実施可能なアクティビティを林野庁のホームページに公開しています。関東には、芦ノ湖風景林、丹沢自然休養林をはじめ15箇所あります。

日本美しの森お薦め国有林
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kokumin_mori/katuyo/reku/rekumori/

240321_4.jpg芦ノ湖風景林(芦ノ湖キャンプ村からの風景)



森林サービス産業について興味のある方が参加できる研究会等があります

「森林サービス産業」については、今後も様々な取組が創造されます。森林サービス産業に興味のある方々には、研究会や検討会への参加をすることも可能です。以下のネットワークは今も参加可能です。

ForestStyleネットワーク
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sanson/kassei/sangyou/fsn.html


森林産業コミュニティ・ネットワーク(FICoN)
https://ml-wiki.sys.affrc.go.jp/ficon/




この記事を書いた人

高田裕司(たかだゆうじ)

中小企業診断士、森林セラピスト、キャリアコンサルタント、森林インストラクター

経営コンサルタントとして、農業者支援と健康経営づくりに従事。
森林セラピスト、食と農のかたりべ(食農検定1級)として、皆が生き生きとなれるサポートを実施。
50坪ほどの家庭菜園で野菜づくりも。

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