
湯治場と温泉の真の力
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ほのかに甘く、湿りけのある温かい土の香り。春・夏・秋・冬、そして春。
少し歩くと、植物達の可愛らしい新芽や蕾に出会えます。
春の息吹きに誘われて、自然が奏でるリズムを見つけたら、こころとからだ、ゆっくりと五感がひらいていきます。
樹木達の肌や葉、花や果実の皮、種子や根に、顔を近づけて、鼻でゆっくりと深呼吸をしてみると、植物達の豊かな香りと新鮮な空気に全身が満たされていくようです。
植物達の香りを凝縮した揮発性の芳香物質を、アロマテラピーでは、精油(エッセンシャルオイル)といい、主に水蒸気蒸留法、圧搾法、揮発性有機溶剤抽出法、その他様々な方法によって抽出され、アロマテラピーの基本となります。
紀元前古代エジプト文明の頃から植物達の香りは、薫香や浸剤として私達の日常生活に取り入れられてきました。
そして長い歴史を辿りながらやがて近代20世紀に入り、アロマテラピーという言葉が生まれ、現代では、リラクセーションやリフレッシュ、健康増進にと広く役立てられるようになりました。
また、私達の生活に役立つ香りのある植物達を一般にハーブ(Herb)といい、ポプリやクラフト、お料理、染織等様々なかたちで、楽しみとともに今では健康や美容にも活かされています。
深呼吸をして鼻から吸い込まれたにおい物質は、嗅覚器官を通り、脳の大脳辺縁系に到達し、においとして知覚されます。
この大脳辺縁系は、本能行動や情動、古い記憶をつかさどっており、嗅覚と深い繋がりがある事から、「嗅脳」ともいわれています。
深呼吸から、ふと1シーンがこころとからだに鮮明に蘇り、五感が沸き立つような経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
森林の香りから、自然と私達人間の長い歴史の記憶と五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)に触れて、リラックスしたり、リフレッシュする。
森林セラピーにおいても、とても重要な要素であり、自然からの大切な贈り物です。
江戸の夏の風物詩として愛されてきた甘酒は、別名「あまがゆ」とも言い、米と米麹を原料とした日本伝統の発酵飲料です。
甘い風味と柔らかいのどごしにこころとからだが解けますね。ビタミンB群や必須アミノ酸、酵素等を成分として豊富に含み「飲む点滴」「飲む美容液」とも称されています。
以前ご紹介させていただいた「冬支度・おすすめスキンケア」での、精油を取り入れた温かい蒸気浴と、植物油での軽いマッサージとともに、ご自身のこころとからだを深呼吸で潤い満たしていきましょう。
はなやぐ春は、もうすぐです。
楽しみながら春支度・スキンケアを始めましょう。
この記事を書いた人
工藤 知恵
森林セラピスト、AEAJアロマセラピスト、インストラクター、ハーバルセラピスト、アーユルヴェーダセラピスト
日本産のアロマ、ハーブの普及、地域活性に取り組む。
こころとからだ、箱根の豊かな森林で、ゆっくりと深呼吸。
森林に触れると、現代を生きる女性に役立つ、嬉しいが一杯です。
森林セラピーを、身近に楽しく触れていただけるよう、お伝えしていきたいと思います。
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