
森は私たちのセラピスト〜七十二候が教えてくれる移りゆく自然の時間〜
東洋医学には『天人合一(てんじんごういつ)』という言葉があります。人の体も自然の一部。七十二候が告げる小さな変化は、そのまま私たちの体の内側で起きている変化でもあります。そして日本には「七十二候(しち...
2022年6月5日(日)箱根町が主催、はこねのもり女子大学が企画運営した「はこじょフォレストフィーリングIN箱根九頭龍の森」ではこね森林セラピスト2名と共に森林セラピーを行いました。
心配していた雨は、開催中には降られることもなく、曇り時々晴れで気温は20度ほど。参加者総勢39名、全員女性。
集合時間には、全員が集合場所の「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」別館前に集まりました。 
まずは、今日の予定と気をつけること(以下のとおり)を参加者全員にご案内。
森林セラピーロードの入り口で簡単なストレッチをして、九頭龍の森を目指して出発。
ここでは普段使わない五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を開いていただくことを目指します。

九頭龍の森に到着。ここでは森ヨガ(腸セラピーヨーガ)を行い、ランチは「ミートフリー発酵サンド」と乳酸菌発酵させて作られる「阿波晩茶(あわばんちゃ)」でした。
ランチの後に、参加者を3班に分けて、はこね森林セラピストの山下剛史さん、内田克美さん、そして高田裕司が案内開始。
白和龍王(しろわりゅうおう)を祀る白龍神社は、白い鳥居が特徴。勝負の神様といわれています。その近くでは、ホオノキの花が、ほのかに香りを出しています。
森の中には、箱根ならではの多くの樹木あり。箱根町の花であるハコネバラ(サンショウバラ)と箱根に多く自生しているヒメシャラ共に花が咲いています。ヒメシャラの赤みがかった幹はすべすべです。アセビも多くあり、箱根町の木であるヤマザクラは黒い実をつけていました。
九頭龍神社本宮では、10分程度の自由時間を設けました。みなさん水中鳥居を眺めるなど参拝と共に色々と楽しんでいました。
本宮からの帰り道では、落ちているヒノキの実の匂いを嗅いでみたり、この場所に多い、アブラチャンの葉の香りを嗅いでみたり、そしてさまざまな幹の手触りの違いを楽しんだり。五感を用いて楽しみました。
九頭龍の森から「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」まで戻る森林セラピーロードでは、湖の景色をゆっくりと眺め、フタリシズカやハナイカダなどこの時期ならではの植物を観察しながら進みました。
最後は整理運動をして足などをほぐしてからアンケートを記入して解散しました。
アンケートでは、「とても気持ちよくリラックスできた」「ゆっくりできて癒された」「近くで森林浴できる場所を見つけようと思う」といった感想がありました。
この記事を書いた人

高田裕司(たかだゆうじ)
中小企業診断士、森林セラピスト、キャリアコンサルタント、森林インストラクター
親子、小学生から高齢者までの様々な方のご案内を担当。NEALインストラクターでもある。
植物の生態やネイチャーゲームを取り入れた臨機応変な対応には定評があります。
経営コンサルタントとして、農業者支援を数多く実施。50坪ほどの家庭菜園での野菜づくりとランニングが趣味。

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