
<小豆は日本のスーパーフード>発酵あんこと小豆パワーでデトックス
寒い冬の季節は、行事食で小豆を食べる機会が多いです。日本ではお正月でお汁粉をいただいたり、おはぎとして使われたり、和菓子に使われるイメージが多いですが、実はこの身近な小豆が世界に誇る、日本のスーパーフ...
神奈川県にある大山。「大山詣り」が日本遺産に登録されています。
江戸の人口が100万人の頃、年間20万人もの参拝者が訪れたとのことです。
また、大山阿夫利神社に祀られている大山祗神(おおやまつみのかみ)は富士山に祀られている木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)の父とされており、大山と富士山の両山を参拝する「両詣り」も盛んに行われました。
今回はそこに箱根の森林セラピー関係者と共に行きました。
1 大山ケーブルバス停に集合
2 ケーブルに乗らずに選んだのは女坂
3 目立つのは共通の特徴がある植物
4 樹木を楽しみながらの登山
5 関東三大不動の大山寺に到着
6 大山阿夫利神社下社に到着
7 見晴台へ向かいます
8 帰路はケーブル
1 大山ケーブルバス停に集合
集合は大山ケーブルバス停です。小田急線伊勢原駅からバスが出ています。
また、市営第2駐車場も目の前にあります。8時過ぎには到着しました。
この日は晴れ、この時期はひなたと日陰の温度差があり、ひなたの場所を選んで行動開始です。
この場所にあるチップ制のキレイなお手洗いで用を足したあと、さっそく大山ケーブル駅まで続く「こま参道」を歩きます。
階段が続くのですが、踊り場にあるタイルに「大山こま」の絵が描かれていました。
周りには宿坊、土産物屋そして飲食店が軒を並べています。残念ながらこの時間にはまだ開いていませんでした。
先導師という文字が見えます。大山信仰の布教や「大山講」の世話をする人で、江戸時代より続いているとのことです。
2 ケーブルに乗らずに選んだのは女坂
大山ケーブル駅に到着しました。ケーブルの乗車開始は9時なので、到着した時間にはまだ動いていません。今回は徒歩で大山阿夫利神社下社へ向かいます。徒歩のルートは2つ。
短いが急な男坂と少し緩やかな女坂があります。今回は女坂を歩きます。緩やかといっても1,610段の石段があるコースで下社までは標高差が約300メートルです。
この女坂は3月に開催される「大山登山マラソン」のコースになっています。伊勢原駅から大山阿夫利神社下社までの標高差650メートル、9キロを走り抜けるものです。
歴史のある大会で、今年は第40回記念大会です。
3 目立つのは共通の特徴がある植物
女坂を登るとさまざまな植物が目に入ります。石段の両側にはシダ植物であるオオバノイノモトソウが多く見られます。ミツマタは花芽がそろそろ開きそうです。
フジバカマも花がまだ残っています。ミカン科の唯一の草であるマツカゼソウ。そして、オニシバリといった植物類があたりに見えました。実はこれらの植物にはある共通点があります。
すべてシカが食べない植物です。シカが届く場所にある植物で食べられるものはほとんど残っていないようです。
そして女坂の七不思議を楽しみながら登っていきました。
4 樹木を楽しみながらの登山
樹木では、モミジ、モミの木、イヌガヤなどが目立ちます。
落葉樹であるモミジはピンク色に見える葉が残っているものも多くありました。
モミの木は葉っぱの香りを楽しみ、モミジの種を探してそれを投げて回転するのを楽しんだりしながら女坂を登っていきます。
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5 関東三大不動の大山寺に到着
大山寺に到着しました。「関東三大不動」とは、不動明王を本尊とする寺院で、一般的には千葉県の「成田山 新勝寺」、東京都の「高幡不動尊 金剛寺」とこの大山寺が挙げられています。
まず、こちらをお参りしました。
この寺へ続く階段は両側にモミジが植えられていて、春や秋はとてもキレイとのことです。
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6 大山阿夫利神社下社に到着
さらに女坂の石段を登ります。途中で汗が出始め、上着を脱いで前へ進みます。
途中休憩をはさみながら登っていきました。徒歩40分で阿夫利神社下社へ到着との表示でしたが、その倍の約1時間で到着です。
標高約700メートルのこの場所から見える景色は素晴らしいです。南東方向を見渡すことができ、房総半島や江ノ島をはじめとする相模湾、そして伊豆大島も見ることができました。
阿夫利神社下社をお参りした後、湧き出ているという御神水の「大山名水」を汲ませていただきます。
そして陽射しの当たる場所で一休み。ポカポカしていてゆっくりと眺めを楽しむことができました。
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7 見晴台へ向かいます。
阿夫利神社下社から見晴台(標高770メートル)へ向かいます。
モミとカシの天然林のエリアとスギやヒノキを植林した人工林がありました。雰囲気や匂いが変わる中を40分程度歩きます。
登りだけではなく、下りもあり、標高差以上に歩くときに負荷がありました。
見晴台では、東方向を見渡すことができ、東京スカイツリーや新宿の高層ビル街などが見えました。また、大山山頂も見えました。
8 帰路はケーブル
ここで折り返し、阿夫利神社下社へ戻り、ケーブルに乗って下山しました。
こま参道はお土産屋や飲食店が開いていて、多くの名物が並べられていました。大山豆腐、大山きゃらぶき、大山菜、大山こまなど多くの名物がありました。
ロウバイが咲いていました。外国人の方が興味津々で匂いを嗅いでいました。最近では、外国人も多く来ているなど登山者は増えているそうです。
今回は大山山頂にはいきませんでしたが、そちらを目指す方も多くいました。四季折々の景色もみられるので、時期を変えてまた行きたいと思っています。
この記事を書いた人
高田裕司(たかだゆうじ)
中小企業診断士、森林セラピスト、キャリアコンサルタント、森林インストラクター
親子、小学生から高齢者までの様々な方のご案内を担当。NEALインストラクターでもある。
植物の生態やネイチャーゲームを取り入れた臨機応変な対応には定評があります。
経営コンサルタントとして、農業者支援を数多く実施。50坪ほどの家庭菜園での野菜づくりとランニングが趣味。
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