春は睡眠と発酵食品が不足すると、心がうつになる?!
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ちょっとした知識(3回目)は、樹木の名前です。名前を知ると楽しみが増えます。他の方とも「○○を今日見つけました」などと共有できたり、自分の中でも「○○の花は咲き出したかなぁ」などを考えることができたりします。今回は、樹木の名前の由来と名前の前半につく言葉の意味をいくつか紹介します。興味を持って樹木に親しむと自然と名前も頭に残っていくのではないでしょうか。
名前は勝手に付けられるものではなく、それぞれ何らかの由来があります。それを大変大雑把に分けると以下のようになります。
それぞれの例を見てみましょう
その他にはムラサキシキブなどの人名やオオシマザクラなどの自生地他、さまざまな由来があります。
次に、名前の前半につく言葉の意味の紹介です。これも手がかりになります。主なものは以下のとおりです。
イヌザクラ、イヌザンショウ、イヌブナ、イヌビワなどがあります。これらで使われている「イヌ」は、「異な(イナ)」が訛ったものです。
つまり、「似ているけど異なる」ものを示しているのです。「犬」が関係しているのではありません。
なお、カラスザンショウは、サンショウともイヌザンショウとも異なるものですが、人が食べないその実をカラスは食べる(他の鳥も食べます)ことから名付けられたそうです。ちなみにサンショウとイヌザンショウとカラスザンショウは、葉っぱの匂いが異なります。強い匂いはサンショウで、次いでイヌザンショウ、カラスザンショウの順になります
ヒメリンゴ、ヒメアオキ、ヒメウコギなどさまざまな樹木があります。この「ヒメ」というのは「小さいこと」を意味していて、本来の大きさのものとは異なるものを示しています。
ちなみに箱根に多く生育しているヒメシャラは、小ぶりではなく大木ですよね。それなのにヒメがついている理由は、シャラノキ(別名ナツツバキ)に似ていて、花や葉がより小さいからとのことです。
ミヤマイボタ、ミヤマキリシマなどは山深い場所にあるものとなっています。ミヤマキリシマは、地名(霧島)とともに名付けられています。
どうでしょう。樹木の名前に興味を感じていただけたでしょうか。頭に残る手助けになると嬉しいです。
参考図書
「山溪名前図鑑 樹木の名前」高橋 勝雄、長野 伸江、茂木 透、松見 勝弥 山と渓谷社
「植物名の由来」中村 浩 東京書籍
この記事を書いた人
高田裕司(たかだゆうじ)
中小企業診断士、森林セラピスト、キャリアコンサルタント、森林インストラクター
経営コンサルタントとして、農業者支援と健康経営づくりに従事。
森林セラピスト、食と農のかたりべ(食農検定1級)として、皆が生き生きとなれるサポートを実施。
50坪ほどの家庭菜園で野菜づくりも。
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