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Hello everyone! ニューヨークのリカです。ヒーリングへのアプローチなども含めてニューヨークで学んだ様々な考え方、生き方について書かせていただいています。
さて、旅行なども思うようにできなくなっているこの頃なのにも関わらず、「英語話せたらいいなあ」「英語上達したいなあ」というようなことは、ここ最近さらに頻繁に聞くようになった気がします。
英会話も教えさせていただいている私ですが、こうしてたくさんの人が英語に興味を持ってくれていると知って本当に嬉しい限りです。私は自分を表現するツールはいくつあってもいいと思っています。
日本語でも、英語でも、他の外国語でも、絵でも、音楽でも、自己表現はコミュニケーションです。そして良いコミュニケーションは調和の取れた世界を造っていく為に必要不可欠なものです。
今回は今日から早速できる英語コミュニケーション効率アップについて、そして、英語学習におまけでついてくる自分発見の可能性についてお伝えしたいと思います。
英語で話す!となると「英語の語彙がない」とか、「文法や発音に自信がない」等と思い、構えてしまいませんか?実際私の生徒さんもレッスンになると緊張してしまう方がたくさんいます。
緊張してしまうと小声になり、話すスピードも早くなってしまったりするために、聞き取れず、もう一度言ってもらえるようにお願いすると、自信をなくしてしまうのか、さらに小声になり、余計に聞き取れない、となることがあります。
実はコミュニケーションには語彙や文法以上に大切なことがあります。それはコミュニケーションを取りたいという意図を伝えること。文法や発音があっているかどうかはその後の課題です。
特にアメリカでは日本の様に「言わなくても通じる」、ということは極端に少ない気がします。はっきりゆっくり伝えてみてください。以前よりもスムーズにいろいろなことが通じるようになったと思う場面が増えるかもしれません。そして、もし聞き返されても、「聞こえなかったのかな?」と楽観的に考えて、伝わるまで再挑戦してみてくださいね!
This is a pen.を「ディ•ス•イ•ズ•ア•ペ•ン」と読んでしまいませんか?こうやって書くと伝わりづらいかもしれませんが、音符で書くと♩♩♩♩♩♩♩:タンタンタンタンタンタンタン、の様なテンポです。
この様に全ての音に平等なテンポをとってしまうのが、いわゆる日本語アクセントの一つです。 英語のリズミカルなテンポを取り入れてみましょう!This is a pen.は、♩♪♪♩:タンタタタンのような感じです!できる人は迷ったらリズムを音符にして表してみるのもいいですね。
ちなみに、Hello! How are you? の英語のリズムは:タター!タンタタン?のような感じです。日本語アクセント率100%の「ハ•ロ•ウ!ハ•ウ•ア•ア•ユ•ウ?」のようにならないように注意です。
さて、「英語を話せるようになりたい!」の他に、「文法よりも会話ができるようになりたい」という要望もよく伺います。お気持ちよーくわかります。ですが、効率の良い英会話をするには実は文法はとても大事なのです。
その大事な文法の中でも「すっごく大事な文法シリーズ」その1は、主語です。「え〜?主語?まあ、英語を使い始めたら気にしてみようかな?」と思われる方も多いと思います。
英語を使うようになる日まで待たずに、今日から日本語を話す時も主語をコンセプトとして意識してみてください。「私は」「彼らは」「O Oさんは」等、意識してみるだけでも、実は私たちは日本語を話すときによく主語を省略して話していることに気づくと思います。
日本語では主語がなくても通じてしまうことが多いのですが、英語ではまず通じません。こうして主語を日本語でも意識できるようになれば英語習得への近道になるだけではなく、自分の意思の確認にもなり一石二鳥です。心配しなくても大丈夫。
私たちの意図の中には主語は必ず存在しています。意味合いとしての主語ではなく、主語を言葉として意識するかどうかの違いだけですよ。(この「すっごく大事な文法シリーズ」は書けば書くほどどんどん長くなってしまいそうなので、今回は主語までにしておきますね。)
フィラーワードって何かご存知ですか?フィラーワードとは、言葉と言葉の間に使う特に意味のない言葉のことです。「えーと」「あの」「ん〜」などがその例です。
フィラーワードは、多くの人が意識せずに使っています。英語を話すときに、このフィラーワードを多く使い過ぎると、コミュニケーションがスムーズに取れなくなる原因になることがあります。
アメリカではコミュニケーションの効率性を上げようと、人前での話し方同好会のようなクラブなどに入会する人も多数いるのですが、そこではフィラーワードを話し手が何回使ったか数える係の人もいるくらいです。
急に使わない様にすると言うよりは、使っているかどうか、日本語を話すときにも少し意識してみましょう。それを英語で話す時に応用できればコミュニケーションの印象も効率もグッと良くなるはずです。
日本語が母国語、第一言語だったとしても、自分の気持ちが日本語でうまく表現できずにもどかしい気持ちになったことはありませんか?表現方法を増やせば増やすほど、気持ちをもっと的確に表せるようになり、コミュニケーションの効率性を上げることができます。
これは最初にも書きましたが、英語に限ったことではなく、どんな表現方法でも、ツールは多ければ多いほどいいと思います。そういえば私はフランス語を少し習っていたことがあり、フランス語の表現方法を学習したことによっても、ハッとした瞬間がありました。
例えば、「私の名前はリカです。」を英語で表すと“My name is Rika.” 、となり、フランス語で表すと、“Je m’applle Rika.”となります。英語での直訳は日本語と同じで「私の名前はリカです。」となりますが、フランス語の直訳は「私は自分をリカと呼びます。」となるのです。
フランス語でこのように自分を紹介したときに、「そうか、私の名前がリカと言うよりは、自分が自分をリカと呼んでいるのだ」、と「自分」というものが「リカ」に限ったことではないという新しい認識に新鮮さを感じました。この例は、私の個人的な経験に寄るものなので、もちろん皆さんには皆さんなりの感じ方、発見の仕方があると思います。ぜひ自分なりの自分探しを楽しんでみてください!
気持ちにはもともと言葉がありません。私たちは、その言葉のないものを自分なりの表現方法で表し周囲とコミュニケーションをとっています。
素晴らしいあなたを、あなたらしい表現方法でイキイキと表して、交友関係や、好奇心、貢献度の幅を広げられるお手伝いになれば本当に嬉しいです!物事をいろいろな角度から捉えることのできるオープンマインドネスを身につけて、真の国際人としてぜひ更なる一歩を踏み出してみてください。
この記事を書いた人
リカ
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