
清里の森で育つ、未来へのまなざし 〜小金井市立小学校での森林ESDの取組〜
清里の森で育つ、未来へのまなざし〜小金井市立小学校での森林ESDの取組〜森林と教育を結びつける試みは「森のようちえん」など、さまざまな形で各地で行われています。筆者は山梨県清里で、小金井市立小学校6年...
気温も徐々に上がってくる春〜初夏にかけては、様々な生命が芽吹く時期でもあります。この時期ならではの美味しいものと言えば山菜。旬は4〜6月下旬頃まで。山菜には、普段食する野菜とはまた違った味わいがあります。冬の間じっとエネルギーを蓄えた山菜は、この時期にピッタリの栄養素がたくさん含まれています。
たけのこ、たらの芽、ふきのとう、こごみ、わらび、みょうが、菜の花、せり、よもぎ、つくしなど。
クセになるようなほろ苦さは山菜の最大の魅力。山菜の持つ苦みやえぐみといった独特の風味は、<ファイトケミカル>によるもの。ファイトケミカルとは、植物が厳しい気候や虫、動物といった植物にとって有害なものから自らを守るために作り出された植物特有の色素や香り、辛味、ネバネバなどの成分のことです。代表的なファイトケミカルと言えば、<ポリフェノール>はよく耳にしたことがあるのではないでしょうか。ファイトケミカルは強い抗酸化作用、血行代謝促進、デトックス作用、免疫力をアップさせるなどの効果があります。さらに、山菜にはビタミン類、食物繊維も豊富に含まれています。
山菜を食べるには適度な<アク抜き>が必要です。アクは苦み成分であるタンニンやポリフェノールによるもの。抗酸化作用などの有効な成分が含まれているので、アクを抜きすぎないように気を付けましょう。山菜の種類や調理方法によってはアク抜きが必要ない場合もありますが、ポイントは<茹ですぎないこと><水に浸しすぎないことです。
ホルモンバランスを崩しやすい春〜初夏にかけては、ストレスを感じたり、体調を崩したり、肌荒れを起こしやすい時期でもあります。山菜は冬の間に蓄えた余分な脂肪や老廃物、塩分などの排出を助けてくれます。昔からよく言われている<旬の野菜を食べる>とは、とても理にかなっていますよね。栄養面はもちろん、美味しく旬を丸ごと味わえる山菜をうまく取り入れてみるのはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
張玉美(チャン オンミ)
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