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旅のおともに…「3本のアロマ」

旅のおともに…「3本のアロマ」

新しい年が幕を開けました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は去年の12月に、大好きな北海道へと足をのばしスキーを堪能することができました。 私は旅にはいつもアロマを数種類持参しますが、今回はどれにしようか、選ぶのに迷いました。
久しぶりの飛行機での移動・広い北海道なのでその後のバスでの移動・そして連日朝から晩まで雪の中で身体を動かすこと…などを考えて選んだのが写真の3つのアロマです。 結果、どれも持って行って大正解!その理由と実際の使い方を書いてみようと思います。


ベルガモット

イタリアを主な産地とする柑橘の果皮から採られるこの精油は、オレンジのような甘みにもう少しフローラル調とビターさを加えたような香り。
アールグレイティーの香りづけにも使われ、香水の原料としても多く利用される成分が含まれています。
今回ベルガモットを選んだ理由は、まずは大好きな香りだということを前提にして、神経の緊張をゆるめてくれる作用があるから。
旅が近づくにつれてワクワクして興奮冷めやらぬ私の心理状況にぴったりの香りでした。 また、神経を落ち着かせて鎮静させるだけでなく高揚させてくれるのもベルガモット精油の魅力のひとつ。
一見相反する作用に思えますがその時の状態によって、どちらにも寄り添ってくれる頼もしい精油です。
旅の移動中ふと不安になった時にそっと香ったり、ホテルの部屋ではバスタブに数滴垂らし、そこに熱いシャワーをかけて立ち昇る湯気とともにシャワーを楽しんだりしました。

ゼラニウム

ローズに似た甘さとハーブ系のフレッシュさを合わせ持つ香りで、ややミンティーなのも特徴。
今回ゼラニウムを選んだ理由は、ホルモンバランスを整えてくれる作用があるから。
PMS(月経前症候群)*が起こる時期に旅が重なったことから、ゼラニウムを選びました。
*月経が始まる2〜10日前くらいから始まる心身の不調。イライラ・落ち込み・憂鬱・肌荒れ・むくみなど。排卵後から月経までの、プロゲステロン(黄体ホルモン)が優位になる時期に起こる。

スキーで一日中滑って心地の良い疲労感と雪の感触を思い出しながら眠りにつく前に、部屋で香らせてリラックスした気持ちを味わうことができました。
部屋に香りを漂わせるには、ティッシュに数滴垂らして枕元に置いておくのが手軽ですが、今回は部屋にあった加湿器の送風口にそれをはさんでみました。
こちらもとても簡単に、そして部屋全体に香りを届けてくれたので良い方法だったように思います。

ラヴィンツァラ

マダガスカルを産地とするハーブから採られる精油で、スッとした深い香りの中にわずかにフローラルさを感じます。
現地では古くから万能薬としてこの葉を活用してきたそう。
今回ラヴィンツァラを選んだ理由は、なんと言ってもインフルエンザウィルスに対して効果があるとされているから。
旅の前からインフルエンザがちらほらと周りで流行っていたので芳香浴やマスクに香り付けをして使っていました。
空港や機内、バスの中などでも乾燥対策ともあわせ、ラヴィンツァラの精油を垂らしたマスクで完全防備。
ほかの2つに対して清涼感のある香りなので、シャキッとしたい時にはこちらをチョイスして香らせていました。
また、帰宅した後の洗濯物を少しでも減らしたくてステイ先のホテルのランドリールームで洗濯もしましたが、全部洗うのは無理な話…
そこで、ラヴィンツァラの抗菌作用を期待して、帰宅してから洗う洗濯物類を入れた袋にこの精油を垂らしたティッシュを一緒に入れておくという使い方もしました。
帰ってきてからも気持ちよく洗濯作業にとりかかることができました!

以上3つのアロマをご紹介しました。
北海道だからやっぱりラベンダーかな?とも思いましたが、出発前に自分の鼻で香りを確め、また家族にも香ってもらい選んだ3種類です。
また、3つの香りは組み合わせても相性が良かったため、滞在中もブレンドを楽しむことができました。

皆様の旅のアロマ…きっと各家庭やその時の体調によって、また行く場所や旅の目的によっても選ぶ精油が変わるのだろうなと思うと、ますますアロマセラピーの使い方の個別性や、可能性を感じずにはいられません。

次の旅にはどの3つをおともに連れて行きましょう。
今からワクワクと、次の旅の計画を立てられるその日を楽しみに…。



※精油の使用にあたっては、体調や既往歴の有無など注意点がありますので、詳しくはアロマテラピーの専門書などをご確認ください。

この記事を書いた人

大石 祐里

AEAJ認定 アロマテラピーインストラクター・アロマブレンドデザイナー・アロマハンドセラピスト
IAPAアロマ調香デザイナー
看護師

小さな頃から香りが好き。箱根も大好き。
病院に勤務していた時にセルフケアの目的でアロマテラピーと出会いました。
基礎を学んだのち、現在は epice aroma designとして、アロマ調香レッスンやカウンセリングに基づいた香りづくり、ハンドトリートメントを中心に活動しています。
自然からの恵みがぎゅっと詰まった精油をこれからも大事に扱い、皆さまと様々な香りの体験をシェアしていけたら嬉しく思います。

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