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はこねの森の四季:森林セラピストが感じたこと

はこねの森の四季:森林セラピストが感じたこと
2018年のはこねの森の四季の変化を、森林セラピストである筆者が自身の体験を元にお伝えします。


2月:残雪の中での箱根神社の参拝

雪が残る中で、箱根神社に参拝しました。ここはスギやヒノキといった常緑樹も多く、深い緑に囲まれた中での参拝は、冷気も影響してか気持ちが引き締まる思いでした。芦ノ湖、富士山、大涌谷も澄んだ空気のおかげで、はっきりと見ることができました。


4月:箱根ランフェスでの森林セラピーロードのランニング

芦ノ湖キャンプ村をメイン会場として開催されたスポーツイベント「第2回箱根ランフェス」に参加しました。2日間(4/21〜22)にわたり富士ビューランをはじめとする様々なランニングプログラムがありました。

僕は、芦ノ湖ファンランと富士ビューラン(8キロ)に参加。芦ノ湖ファンランでは、箱根園をスタートし、箱根湖尻ターミナルを往復。途中、「箱根九頭龍の森 森林セラピーロード」と九頭龍の森入口から中に入り、九頭龍神社までをゆっくりと走りました。桜の花や新緑もきれいで、様々な種類の鳥の声もはっきりと聞こえました。翌日の富士ビューランは、芦ノ湖キャンプ村から三国峠を往復。スタートから一気に270メートルを登るハードなものでしたが、登り切ったところにある三国峠から富士山がくっきりと見え、最高の体験になりました。



7月:初夏の森林セラピー基地を巡るツアー

森林セラピストになってから、各地の森林セラピー基地をめぐるツアーを毎年企画し、実施しています。楽しみにしている方も多く、連続して参加する方が中心となっています。
このツアーを今年は箱根町で7月1日に実施しました。
箱根湿生花園と箱根九頭龍の森セラピーロードを中心に、芦ノ湖でとれたワカサギをメインとした昼食もいただきながら夏の箱根を楽しみました。

箱根湿生花園は、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園です。
カルデラの成り立ちや、なぜ、ここに湿原ができ、どのように維持されているのかの説明や、植物(草花、樹木)について、ポイントを掴んだ説明がありました。参加者からは「なるほどそういうことなのか」という反応も数多くありました。
ノハナショウブやオカトラノオなどの花も咲いており、天気も良く、きれいな景色が楽しめました。

箱根九頭龍の森では、中に入るとヤマボウシの花が迎えてくれました。この季節に箱根の山々で咲いている白い花の多くは、ヤマボウシとのこと。ヤマボウシは、箱根町の町の木でもあります。
そして、ここにはヒメシャラの木がたくさんありました。箱根湿生花園でヒメシャラの樹皮がすべすべしていて冷たいという説明を受けており、さっそく抱きしめたり、触ったりしてそれを確かめている方もいました。

箱根九頭龍の森の中では、パワースポットでもある九頭龍神社を参拝しました。

詳しくは2018/08/08コラム「箱根町での森林セラピーを中心とした日帰りツアーを実施しました」
を参考にしてください。
また、7月7日には、森林セラピーロードである箱根やすらぎの森で、森林セラピスト育成プログラムの講師を担当。受講生と共に森林セラピーを楽しみました。


8月:猛暑の中でのはこねの森

避暑を目的に箱根町へ、この時期の箱根湿生花園では、カワラナデシコやミソハギなど様々な種類の花が咲いていました。箱根芦ノ湖周辺は標高700メートルと平地と比べると4〜5度気温は低くなるのですが、それでも今年は暑かったです。ポーラ美術館の森の遊歩道では、優美なヒメシャラの森がとてもきれいでした。


10月:はこじょマルシェの講師を担当

10月13日には森林セラピーロードである箱根やすらぎの森で「はこじょマルシェ2018」の「森林セラピーツアー はこじょウォーク&リラックス」の講師を担当。昨年は雨の中での開催でしたが今回は、天候に恵まれました。
紅葉はこれからという時期でしたが、
参加者は反応がとてもよく、触ったり、匂いを嗅いだりを楽しんでいました。
また、「木に触ってもいいということがわかった(危険なものだと思っていた)」というような感想もありました。


11月:富士山はやっぱりすごかった

紅葉も深まったこの季節、僕は富士山に恵まれました。
11月10日には箱根やすらぎの森にて、第2回箱根森林セラピーガイド育成プログラムの講師を実施。紅葉も進んでいて、色とりどりの箱根の森を楽しむことができました。特に雲がかかっていない富士山全体を見ることができました。ここには何度も来ていますが、はじめての体験でした。また、午前中はくっきり見えていましたが、午後になると雲に覆われてしまい、見えなくなりました。

11月18日はこじょフォレスト&ハイクでは、天候にも恵まれました。
ハイクの途中でオオシマザクラの桜餅を想像させる匂いや、常緑樹である馬酔木(アセビ)、カエデなどの赤、黄色、赤といった様々な色とりどりの紅葉も楽しめました。この日も、皆で300メートルの登った後に、富士山を眺めることができました。

詳細は、はこねの森女子大学のホームページ「箱根人気の外輪山を秋のハイキング ~壮大なパノラマを愛でながらコーヒーでひとやすみ♪~」をご覧ください。
http://hakojo.com/index.php?page=rapport&id=81


はこねの森は、季節の移り変わりと共に、様々な変化を見せてくれます。同じ景色は二度とは見られない中、また訪れるのが楽しみです。

この記事を書いた人

高田裕司(たかだゆうじ)

中小企業診断士、森林セラピスト、キャリアコンサルタント、森林インストラクター

経営コンサルタントとして、農業者支援と健康経営づくりに従事。
森林セラピスト、食と農のかたりべ(食農検定1級)として、皆が生き生きとなれるサポートを実施。
50坪ほどの家庭菜園で野菜づくりも。

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