
森は私たちのセラピスト〜七十二候が教えてくれる移りゆく自然の時間〜
東洋医学には『天人合一(てんじんごういつ)』という言葉があります。人の体も自然の一部。七十二候が告げる小さな変化は、そのまま私たちの体の内側で起きている変化でもあります。そして日本には「七十二候(しち...
こんにちは、はこじょ講師の龍崎です。
私は寒いのは苦手ですが、冬の箱根は好きです。
一年中様々な景色を見せてくれる箱根ですが、冬のひんやりと澄んだ空気は不思議と心が落ち着きます。
今回のテーマは「心の仕組み」についてお伝えしたいと思います。
私たちは毎日、五感を刺激されることで何かを感じ、そのことに意味付けをして生きていると言っても過言ではありません。
例えば、お天気次第で私たちの感情が変化することがあります。
「今日は天気が良くて、気持ちがいい…」
「今日は天気が悪くて、嫌だな…」
この例だとお天気によって「寒い」「暑い」など何らかの感覚を感じ、そこに「気持ちがいい」「嫌だな」といった意味付けをしています。
伝わりますでしょうか?
私たちは日々、自分の日常や人生に起こる現象に何らかの意味をつけているのです。
そしてその意味付けをするのは、あなたの過去の経験や社会通念に基づいて作り上げられた「思考」「心」です。
そして私たちは「相反する2つの感覚や感情を同時に感じることができない」という面もあります。
相反する2つの感覚や感情とは、反対の意味を持つ言葉のことです。
「寒い」×「暑い」
「苦しい」×「嬉しい」
「高い」×「低い」
「きつい」×「緩い」
など書き出してみると色々出てきます。
すべて言葉に正確な対義語はないかもしれませんが、ほぼ全ての言葉に相反する意味合いを含む言葉が存在します。
そのような意味で感覚や感情は「陰と陽」「プラスとマイナス」「ポジティブとネガティブ」というシーソーのような関係です。
つまり「寒い」と「暑い」は同時に感じることはできません。
日常のことに例えると「イライラする」という感情を味わいながら、「面白いこと」を考えることはできないということです。
逆に言えば、感じたくない感覚や感情の反対側になれる手段を見つけてしまえば、自分をコントールすることができるということです。
よくあるパターンとしては「イライラ」から離れるために好きな事をすることで、感情を切り替えるという方法がありますね。
みなさんイメージしてみてください。
「箱根の美しい景色を眺めながら、ちょうど良い温度の温泉にゆったりと浸かる…」
そんな状況であなたはイライラすることはできますか?
「心の仕組み」を理解することで感情とは「振り回されるもの」ではなく、「選択できる」ものであることが伝わると嬉しいです。ご自身の日常に役立ててみてください。
この記事を書いた人

龍崎 紗也加
ヨガインストラクター・はこねのもり女子大学講師
体と心に効くヨガを提案・実践中。
海の近くに移住し、ヨガ・サーフィン・野菜作りなど自然と親しむ生活を送っている。

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