
湯治場と温泉の真の力
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初めまして、ユリコ・ジョンソンです。気がつけば、ハワイ島生活も14年目となりました。
今回は、ご挨拶がわりにハワイ島と、そこでの暮らしをご紹介します。
ハワイ島は「ビッグアイランド」という愛称があるくらい大きな島で、目安としては「四国の約半分」と言われています。州都ホノルルがあるオアフ島はじめ他の全ての島を合わせても、ハワイ島の半分程度の面積です。
ハワイの島々は全て、海底火山の噴火で堆積した溶岩からできているのですが、ハワイ島は今もキラウェア火山が活動している一番若い島。(とは言え、島の誕生は50万年前。)真っ赤な溶岩が冷えて黒く固まった溶岩大地が広がっています。2018年5月のキラウェアの噴火で、民家が溶岩に飲み込まれてしまったことは日本でも報じられたので、記憶に新しいのではないでしょうか。
天災といえば、東日本大震災で起こった津波がハワイ島にも到達して、海沿いの家やレストラン、高級リゾートで被害が出ました。ハワイから見て日本とは逆の方角に位置する南米で地震が起こっても津波がくることがあります。太平洋の真ん中で暮らすとは、こういうことなのですね。
さて、ハワイ島には標高4000mを超える山が二つあります。マウナケア山とマウナロア山です。冬季は山頂付近に雪が降ることも少なくありません。私はコナに住んでますが、朝起きて冷たいな、と感じる日は間違いなく雪山からの吹きおろしです。朝はサーフィン、午後はスキーなんてことも、理論上できなくはありません。
余談ですが、ハワイ島はまだ新しいために地形の侵食が少なく、山の稜線がとてもなだらかなのが特徴です。それに対して、古いカウアイ島やオアフ島では、長年雨風にさらされて柔らかい土砂が削られ、深く険しい渓谷がたくさんできています。もしもハワイ諸島を訪れる機会があれば、意識して山の形を見比べて見ても面白いでしょう。下の写真は、マウナケアの向こうから昇る朝陽です。
このように、標高差のため気温差が生じるだけでなく、島の東西で湿度も随分違います。東から吹く湿り気を帯びた貿易風がマウナケアとマウナロアに当たって島の東側(ヒロサイド)に雨を降らせます。そして水分を落として乾いた風が島の西側(コナサイド)に到達することに。地域によって気温も湿度も異なるので、同じハワイ島内でも、シダ類がよく繁るレインフォレストもあれば、乾燥の激しい地域もあります。実際、地球上には13の気候区分があるそうですが、ハワイ島にはそのうちの11の気候が存在します。それぞれの気候に適した植物が育つので、島を一周ドライブすると植生の変化もよくわかります。
そんなハワイ島に暮らすようになって、数々の衝撃を受けました。衝撃というと大げさかもしれませんが、本来当たり前なのに、すっかり忘れていたことがあまりに多いことに気づかされた。そういう意味での衝撃です。
ここまでお伝えしてきたように、ハワイ島では一つ一つの自然現象の因果関係をハッキリ見てとることができます。いろんなことがつながりあっていることに小さく感動したのです。言いかえれば、それまでは細切れの世界しか見ていなかったということ。たとえば天気予報も「情報」として受け取るだけで、なぜ雨が降るのかなど気にも留めていませんでした。
同じように、スーパーに並ぶフルーツも「商品」としか見ていなかったことに気づきました。というのも、ハワイ島では道端や一般家庭の庭に普通にバナナやパパイヤなどが植わっています。つぼみが膨らんで花が咲き、そのあとに小さな実がついて、熟すまでに何ヶ月もかかる過程を初めて目の当たりにしました。バナナなどは特にお財布にやさしいフルーツですが、花が咲いてから収穫まで軽く半年はかかります。食卓に乗るまでの背景を知ると、ありがたみが増しました。
こんなふうに自然が見えるハワイ島に住んでみると、私たち人もこの地球に住む一動物であり、自然の一部なのだと、これもまた当たり前といえば当たり前なことに気づかされました。そして「あぁ、もっと謙虚でいなくては」と背筋が伸びるのです。
この記事を書いた人
ユリコ・ジョンソン(YURiKO JOHNSON)|ライフアーティスト
ライフコーチ
リトリートファシリテーター
バケーションハウス(貸別荘)経営
ハワイ島在住。
アメリカ人の夫と、猫2匹とともに素朴なアロハ的ゆたかなライフスタイル。小さなキャンピングカーでアメリカ本土を旅するのも夫婦の楽しみ。
人生の転機は、鬱をきっかけに自分と真正面から向き合ったこと。自らの経験から、個人セッションやリトリートで、フィットする生き方・自己実現をサポートする傍ら、写真や創作活動も。
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