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「月に願いを」は叶う?~お月様のお話

「月に願いを」は叶う?~お月様のお話
太陽が沈んでも、闇を明るく照らす月。月は太陽に次ぐ、人々にとって重要な星です。月といえば何を思い浮かべますか?空を見上げると多様な姿を見せる月、月の中にウサギ、様々な月の名前、太陰暦、新月や満月のお願い事、月にまつわる行事…。月に関する事象が多いことからも、私たちの暮らしに浸透していることがわかります。

天体としての月と暦

月は地球の周りをまわる衛星で、公転周期は約27日7時間強。軌道は楕円形で、地球からの距離が近い時は約36万㎞、遠い時は約40万㎞にあります。太陽の光を反射して闇を照らし、引力は潮の満ち引きに関係します。
また、「見かけの月(月齢)」は約29.5日の周期で形を変えます。全く見えない新月から丸く見える満月へ、そして再びやせ細って新月へと変化していきます。
月齢は分かりやすい天体現象であり、この月の周期で作られた暦が「太陰暦」。日本では太陰暦に月の周期が地球の公転周期に満たない11日分ほどを閏月で補った「太陰太陽暦」が使われていました。明治6年以降はグレゴリオ暦(太陽暦)が導入されました。

月の名前

そんな月には、世界中で多様な名前が付けられています。日本でも、月齢ごとに名前があり、気候風土により月の見え方が変わる際の名前まで存在します。
以下は一例です。

1日目:新月、朔(さく)
2日目:二日月、繊月(せんげつ)
3日目:三日月、眉月(まゆづき)

7日目:上弦の月、半月
13日目:十三夜
14日目:小望月(こもちづき)

15日目:十五夜、満月、望月
16日目:十六夜(いざよい)
17日目:立待月(たちまちづき)

18日目:居待月(いまちづき)
19日目:寝待月(ねまちづき)
20日目:更待月(ふけまちづき)

23日目:二十三夜、下弦の月
26日目:有明の月(ありあけのつき)
30日目:三十日月(みそかづき)

春の霞んだ月:朧月(おぼろづき)
冬場の冴え冴えとした月:寒月(かんげつ)

雨の夜の月:雨月(うげつ)
薄雲がかかりほのかに光る月:薄月(うすづき)


月と暮らし

十六夜は「いざよう(躊躇する)」の言葉が語源ともいわれ、月の出が少し遅れるので、まるで月が躊躇しているという様子を表現しているそうです。
その後さらに月の出は遅くなり、(立待月)立って待つ、(居待月)座って待つ、(寝待月)寝て待つ…となり、(更待月)夜も更けたころに出る月、ここまで行くと待たないのかもしれませんが、そこまでして月を待って眺めたいという文化が感じられます。平安貴族も夢中になった観月(かんげつ)の習慣は、随所に残りますが、中でも私は、京都の桂離宮に見られるような観月のための造りに、その心を感じます。
現代でも、中秋の名月、各地に残る満月のお祭りなど、かつて生活の暦が月齢周期を採用していた頃に比べると、月の暮らしへの浸透度は浅くなったかもしれません。みなさんの周りではどうでしょうか?

月への想い

人は月の姿に、美しさを愛でるだけでなく、様々な想いや考え方を投影してきました。月にまつわる説話や神話は世界中にたくさんあります。今昔物語集などにも収録された「月にウサギがいるのはなぜ」というお話は多くの方が知っていることでしょう。
また、最近では「新月や満月にお願い事」「月齢カレンダー」など、自己啓発や美容などを目的としたところで見かけます。このような「月に願いを」という思想は、かなり古い時代からあったようです。自然崇拝との関係はわかりませんが、今も昔も変わらず月に願い事をしようと思わせるものが、月の様子にはあるのかもしれません。

占星術における月

さて、私が普段個人の方を占う際に使う月は「感情」などの意味を持ちます。どうして月は感情を表すのでしょうか?占星術では、水星は伝達や移動、金星は美やお金、火星は行動や情熱などの意味があります。由来は諸説ありますが、一例としては次のとおりです。

月:移ろいやすい姿が感情のようだから
水星:動きが太陽の周りを行き来してよく動くから
金星:金色で明星が美しいから
火星:赤色で火のようなエネルギーを感じるから

見た目判断なんですよね。初めて聞いたときは、そんなもんでいいのか?と思いましたが、天体を意味どおり占いで使っていて、違和感はないのです。言うなれば「当たっている」わけです。

月に願いを

これらは、人が古代より自然に対して感じることを投影してきた、その一例だと思います。はるかな時を超え距離を超え、文化として続いてきました。古い時代の芸術が、現代の人の心を打つように、月や星々への想いもまた、今を生きる私たちの心に響くものがあるのでしょう。
みなさんの心が「月に願いを」かけてみたいと思うなら、願いが叶うかわからなくても、何か良いことがあるのかもしれません。
人を魅了してやまないお月様には、そんなことを思わせる何かがあるような気がします。

この記事を書いた人

麻羽 たんぽぽ

和ハーブと森の占い師・(株)森と紙ひこうき代表取締役・(一社)はこねのもりコンソーシアムジャパン理事・和ハーブインストラクター・占い師(西洋占星術、タロット)・ハーバルセラピスト・森林セラピスト・産業カウンセラー・神奈川県 県西未病観光コンシェルジュ上級

1972年東京生まれ。Webサービス系の企業で10年間、Webサービス企画に携わったのち、占いを学び、占い館等に出演。さらに西洋占星術の関連からハーブに興味を持ち、ハーブを学ぶ。
「生活を楽しみ、こころ豊かに暮らすこと」をテーマに、3つの癒し「占い・ハーブ・森林」を、「熱海の森・箱根・東京」を拠点に、研究し実践している。
著書『和ハーブタロット』https://waherb-tarot.jp/
麻羽たんぽぽオフィシャルサイト https://asahatanpopo.jp

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