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願いを叶える!~人は何故、厳しい山へ登るのか

願いを叶える!~人は何故、厳しい山へ登るのか
こんにちは、旅する発酵倶楽部の山田雅恵です。 発酵、発光する人生を多くの方に送ってもらえるような、ヒントや機会を掴んでもらえる活動をしています。

なんで人は山に登るのでしょう。 その意味が分かるような、色々な人生や生きること、そして、この世に生まれる意味を感じる体験をしてきました。

さて、この七面山、登っている時に下山で出会う人びとが口を揃えて言っていたこと。
<やりたいことの段取り道筋が自然に開かれる>
あのつらい山道を登ってる時には、人生や魂の生まれ変わりを感じて登山していました。
つらいと分かっている山登りをなぜ、敢えてするのか。
登らなくてもよい山道をなぜ登るのか?

それは…、《人生刺激が欲しいから》
魂はなぜ生まれ変わりをするのか身をもって感じたのでした。大変だと思っても、人生で色々チャレンジしたい。そう思って、この世に生まれてきたのです。


頂上で宿坊に泊まると、翌日にはこんな雲海に浮かぶ富士山がみえました。


頂上にある宿坊は日蓮宗の、敬慎院(身延山 久遠寺)というところ。ここに1泊2日で宿泊させていただきました。お寺ということもあり凛とした空気の中、とても静かな時を過ごせます。

さて、この七面山は1丁目から目的地のお寺、50丁目まであります。かなり厳しい山道でした。色々考えてしまう登りの山道。人生を振り返ってるみたい。。そんな気持ちで辛い登りの道のりを歩いていました。
ようやく、ようやく着いた山上目的地50丁目。敬慎院に到着するとお坊さんが「よくきましたね」と出迎えてくれました。
この山が、なぜ50丁目が目的地の頂上のお寺かというと、江戸時代は人生50年、それを表す意味で登山と丁目を合わせたからだそうです。そして…、現代は人生100年時代と言われています。人生長くなると、悩みや苦労を達観するようになってきますね。

途中、48丁目あたりにお寺の立派な山門があり、ここまで登ってきた私たちを出迎えてくれました。山門をくぐり、しばらくするとお浄めの手洗い場があります。その隣には立派な鐘が。到着したら、この鐘をついてならすそうです。手を洗い清めて、鐘をついてみました。ゴーン…。胸に響く鐘の音の振動。長い登山の旅にお疲れ様といってくれてるよう。

着いた日のスケジュールは、夕方16時にお風呂(石鹸をつかってはいけない)に入り、 動物性は一切ない夕飯をいただき、18時からお坊さんと本殿で御開帳して夜のお勤め。
お勤め後には、有り難いお言葉をお坊さんからいただきました。辛い山道に人生を感じさせられて、そのあとの言葉だけに心に染み入る一語一句となりました。


次の日は、さすがお寺です。朝が早いです。この日は、朝4時起き。まだ外は暗いです。4時半からお坊さんと朝のお勤め。この敬慎院のお坊さん7人くらい全員がお経を唱えます。この日は、ちょうど日の出も4時半だったそうです。
晴れていたら、見晴らし台より富士山の御来光を見ることができます。この日はあいにく雨時々曇りでしたので、ご来光は見えないなと思っていたのですが、なんとタイミングが良いことに雲や霧が一瞬晴れたのです!
素晴らしい富士山の御姿をみんなで見ることができました。
朝もやの中、雲海に浮かぶ富士山は、私の脳裏に焼き付いたのでした。ほんとにあの一瞬は、あそこまで登って宿坊に泊まったひとにしかみせない景色だったのでしょう。富士山が雲海に浮かぶ絶景を見て心が清らかになりました。

自然の風景は二度と同じものがない、偶然でできています。雲の流れも、天気も太陽も。人間の心も、人生も、人との出会いも同じなのではないのでしょうか。そして自然は人の心や体に癒しをもたらします。
ブレを矯正して正しい状態に戻す力がありますね。自然の癒しパワーを存分に感じることは大切です。それは生きること、人生を充電することだからです。
一緒に登った仲間も私も、七面山でお願いしたことが現実になりつつあります。年内にはお礼参りすることになりそうです!ぜひ、叶えたい願いがあったら七面山に登って、色々な人生や生きること、そして、この世に生まれる意味を感じる体験をしてみてくださいね。

この記事を書いた人

山田 雅恵(やまだ まさえ)

旅する発酵料理家・ファッションデザイナー

旅と発酵の世界をこよなく愛し、発酵の醸し出す世界を広めるために日本各地、海外にて発酵を求め活動している。
文化女子大学家政学部服装学科卒業後、エスモードパリ本校にて学ぶ。ニースのコンクールにてクリエーション賞受賞。パリコレなどのフィッターを経験。帰国後にインディーズブランド立ち上げ、セレクトショップ、大手アパレルブランド数社のデザイナー、京都にて京友禅の着物作りを経て、デザイン企画会社を仲間と起業。

ファッションデザイナーでありながら、天然酵母のパンの発酵と自然の世界に魅せられ、発酵の世界へ。日本の麹の天才調味料、醤(ひしお)仕込み、活用の仕方を広げるべく、日本全国、フランスでも仕込み会を開催。衣食住・心を、発酵を通して、世の中良くしたいという思いで、神奈川県の鶴巻温泉をベースにして、日本全国で活動中。

未来の子供を食で学ぶキッズサイエンス、子供のものづくりの能力を引き出すアートクラスも各地で開催。古民家再生プロジェクトにも関わる。
2018年度より【お裁縫くらす】を日本各地で開催。お裁縫がある暮らしを提案すべく、使える日常雑貨などを作り、自分で愛着のものを作り身につけることを伝えることを使命として、活動中です。
「旅する発酵倶楽部」:https://yamadamasae.com/

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