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冬の不調には黒い食べ物が効果的?東洋医学に学ぶ冬の乗り切り方

冬の不調には黒い食べ物が効果的?東洋医学に学ぶ冬の乗り切り方
寒い日が続きますが、冬は必ず体調を崩してしまう……なんて人も多いもの。
東洋医学の知恵を借りて、そんな冬の季節を元気に過ごすコツをご紹介いたします。

内側に溜め込む季節

冬は「閉蔵」の季節といわれ、寒い冬を乗り越えるために身体は外に発散する無駄なエネルギーを抑えて過ごすといわれています。

冬は新陳代謝のスピードがゆっくりになるため、環境の影響を受けて身体が冷えやすくなる季節。

そのためエネルギーを内側に蓄えることで、冷えから身体を守っているとされています。

「冬は太りやすい」と言われがちですが、その所以は活動量が減り身体が寒さに備えてエネルギーを蓄えるモードに入り、食べた物を効率良く溜め込むようになるからです。

それと同時に、冬は寒さから身を守るために、より多くのエネルギーを消耗します。
そこに不摂生や過労など生活習慣の乱れや日々の疲れが積み重なると、厳しい寒さに適応出来ずに免疫力が低下しやすくなったり、身体の働きが乱れて様々な不調が現れることに。生活リズムを出来るだけ整えることが大切となります。

また、冬は「腎」を活発にして1年間に溜まった毒素を排泄するよう働きます。

東洋医学でいう「腎」は、腎臓のみならず、ホルモン系や泌尿生殖器系、免疫系などに相当し、ホルモンや生殖、骨や歯のカルシウム代謝や身体を温める作用、水分の調整などの生理機能を支配するとされています。

そのため厳しい寒さゆえに「腎」の弱くなりがちな冬は、手足の冷えや耳鳴り、不眠や便秘・下痢など様々な不調に見舞われやすくなります。

黒い食べ物で冬の栄養を摂ろう

「腎」を整えるためには、食事を活用して身体の内側からアプローチしていくことが効果的です。

そんな冬の食事の際に気をつけたいことは、「腎」を補う鹹味(かんみ)を取り入れること。

鹹味とは、塩辛い味のことです。塩や味噌、醤油などの鹹味のある調味料を使った和料理は、冬の食養生にぴったり。

そのほか、わかめやひじき、のりなど色の濃い海産物や黒い食べ物も「腎」を補う食物なので、積極的に取り入れてみてくださいね。

また、「腎」は身体が成長したり発育したりする生命活動を行うための基本的なエネルギーを貯蔵する臓器。
十分な休息を取って出来るだけエネルギーを消耗しないようにすることが大切です。

そのため冬の睡眠は、日照時間に合わせて夜は早く寝て、朝はゆっくり起きるサイクルを習慣にすると良いでしょう。
朝は窓辺で日光の光を浴びると、夜の寝つきが良くなるのでおすすめです。

寒さはストレスを感じやすくする

厳しい寒さは活動を鈍らせ、私たちの身体にストレスを感じさせやすくするといわれています。

気温が低く空気の乾燥した冬は、その環境に身体がリズムを合わせるため交感神経が常に優位になりがちに。

日常の中で自然と副交感神経が優位に働く時間が冬は短くなるのです。

副交感神経が働く時間が短くなるということは、リラックスしている時間が短くなるということ。

ピンッと張り詰めた交感神経を和らげる習慣を日常の中で意識的に取り入れてあげることが冬を健やかに過ごすコツといえるでしょう。

例えば、湯船にしっかりと浸かって全身マッサージをしてみたり、適度に身体を動かしてみたり、家の中に植物を置いたり自然のある場所へ出かけてみるのもおすすめ。

寒さに身体が縮こまる冬にこそ、ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

この記事を書いた人

岩間 歩

ヘルシーフード&ヘルスケア インストラクター

健やかに毎日を過ごすために必要なTipsを提案。
こころとからだに嬉しいヘルシーフードに特化。
執筆やレシピ提供、イベント開催など幅広く活動中。
フード、ヘルスケア全般の記事を担当。

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