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マインドフルネスとは、いま、この瞬間を体験すること、ただ観ること

マインドフルネスとは、いま、この瞬間を体験すること、ただ観ること

マインドフルネスとは?

日本マインドフルネス学会は、マインドフルネスについて、「“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること”」と定義しています。

そして、“観る”とは、「見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る」という意味、としています。

ポイント1 「今、この瞬間の体験」

簡単な例から、
「タカシ、ごめんね、最近、たかしと一緒にいても楽しくないんだよ」、とマリちゃん。

あらあら、倦怠期???
「タカシさぁ、最近、上の空っていうか、一緒にいても、なんか“ここにいない”ような気がするんだよね、、、」

えっ!? これは、タカシしくんが、「今、この瞬間を体験をしていない」、ってことかもしれません。

マインドフルネスの真逆なので、「マインドレスネス」などといってもいいでしょう。

ポイント2 「とらわれ(囚われ)のない状態」

タカシくんは、どうして、「今、この瞬間」にいないのでしょうか?

それは、「今」「ここ」ではない、「過去」や「未来」の「どこか」にとらわれて過ぎてしまっているからでしょう。

「あー、なんでうまくできなかったんだよ! オレってバカだよなぁ」と昨日の失敗を気にしてばかりいたり、「来週どうしよう、、、あんな大きな会社にプレゼンに行くのはじめてなんだよ。緊張しまくり」などと先のことを考え過ぎてしまっているのかもしれません。

ポイント3 「見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる」

では、どうやったら、マインドフルネスになれるのでしょうか? 過去や未来にとらわれ過ぎずに、今、この瞬間を生きるには?

ポイントは、思考中心から、感覚・五感へとスイッチすること。また、ストップしたり、スピードダウンしてスローモーションでやってみること。

例えば、立ち止まって、目を閉じて、とてもゆっくりと自分の手を鼻につけていき、手のひらのにおいを感じとってみてください。

視覚を閉じることによって、嗅覚・聴覚・触覚がいつもよりそばだてられ、開かれていきます。このため、普段気づかないにおいに気づくことができます。

またストップしたり、スローモーションでやってみることで、いつもは通り過ぎていく「今、この瞬間」をじっくりと体験することができます。

今、求められている、マインドフルネス

マインドフルネスは、現代社会では特に重要です。

なぜなら、現代は、思考中心の社会であり、頭を酷使する神経労働のために、脳疲労がさらに進む傾向にあるからです。

また、スマホやタブレットといったデジタルデバイスに囲まれて生きているため、手で直接触れたり、においを嗅いだり、味わったりするというリアルな体験がどうしても少なくなっています。

このため、森林セラピーなどを通して、思考から五感へとスイッチした、リアルなマインドフルネス体験をしていくことが、私たちの心と身体のバランスをうまくとるために、今、求められているのです。

この記事を書いた人

新行内勝善(しんぎょううち かつよし)

心理カウンセラー、森林セラピスト、精神保健福祉士。

東京メンタルヘルス社にて、メンタルヘルス相談や、心の病からの職場復帰をサポート。
職場復帰プログラムでは森林セラピーを導入。
また、スクールソーシャルワーカーとして小中学校の子どもたちと家庭をサポート。

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