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おめでたい言葉「開運」のお話

おめでたい言葉「開運」のお話

「開運」と聞いて、何を思い浮かべますか?一粒万倍日などの開運日や、開運グッズ、開運祈願などでしょうか。開運とは運が開けるという意味であり、おめでたい言葉のため、年始によく見かけることが多いと思います。

 ただ、実際のところ「開運」って、どうなんでしょう。わかるようでわからない、少しつかみどころがないかもしれません。言葉の意味から考えてみたいと思います。

 

運とは

「運」という言葉は、人の意志や努力ではどうにもならないものという意味で、人間が培ってきた思想の一つです。確かに、自分の意志や努力が及ばない目に見えない力が働いたと実感することはあるかと思いますが、一般的には、どこか漠然としたものを捉えた言葉です。

占いでは運について、変えにくい順に3つの言葉があり意味がそれぞれ異なります。

辞書などで調べると、おおよそ以下のような説明がされています。

「宿命」生まれた時から確定している変えられない上に避けられないテーマ

「運命」生まれた時から確定している変えられない人生の可能性

「運勢」その時のめぐりあわせにより変化する人生の流れ

地図に例えると、次のように言えると思います。

「宿命」生まれた時に与えられた地図そのもの

「運命」地図に書き込まれている可能性という色々な道筋

「運勢」各々の道の様子

 

私たちは、人生地図の中で、どこに行きたいかや、行くためにどの道を進もうかを選ぶことができます。「運命」は選択できるのです。

ただ、「運命」という可能性に満ちた数多の道筋は、選択の積み重ねで通れたり通れなかったり変化します。だから「運勢」を知り、今いる道を上手くクリアすることで「運命」を開いていく―つまり、可能性に満ちた数多の道筋が現れるようにもっていくのです。

これが「開運」です。

 

おめでたい言葉「開運」とは

 「開運」は少なくとも「神頼み」ではないんですね。自分の力で切り開くものです。ただ、地図を読めるか読めないかで、道に迷う可能性は断然低くなります。また、目的地に行ける道が複数あるなら、険しい短距離か安全な遠回りかを選ぶことができます。道中の危険や休憩所を知っていれば挫折せずに進めますし、キツイ道でも、あとどのくらいで目的地なのか知っていれば、頑張ることも容易くなるでしょう。

 

開運を手助けしてくれるものを考える

自分を自分の人生を旅する冒険者だと考えてみて下さい。すると、冒険者の旅を応援する―開運を手助けしてくれるものは、以下のように説明できます。

 

  1.人生地図(運)

    前述したとおりの効果です。地図が読めると有利。

 

  2.才能・性格(地図の持ち主)

    主人公の生まれ持ったステータスです。年齢が低いほど活かしていない方を多くみかけます。意外と細かく設定されていて、年を重ねても気づいていない才能もあるものです。

また、性格は才能の一つで活かすものと捉えると戦力になるでしょう。

 

  3.開運法や開運日、開運グッズと呼ばれるもの(アイテム)

    冒険のアイテムだと考えるとわかりやすいです。そのため、正しく使う必要があります。

例えば開運グッズ。

入手した開運グッズは、必要な場面で見たり触れたりできる場所にあると効果が期待できるのかもしれません。それは、怪しい話ではありません。成功のお守りを持って受験に望むことで実力を発揮できたり、好きな人に会うときラッキーカラーの服やネイルを見て気分が上がって良い笑顔をみせることができたり…といった話です。

 

開運グッズは、人間が、力ある特定の物にあやかりたいという発想から生まれています。「爪の垢を煎じて飲む」という慣用句であれば、優れた人の爪の垢は開運グッズなわけです。

このように、開運グッズは正しく使えば「心もち」に変化を与えたり、支持してくれたりするため、それを開運力などとおめでたい言葉で表現していると考えることができます。反対に開運グッズは持っているだけでは効果は薄いと考えられるのではないでしょうか。

 

おわりに

人生地図(宿命)には、数多の可能性の道筋(運命)があり、それは選択できること。今がもし辛くてもそれは、今いる道の状況(運勢)という一時的なものにすぎず、悪路でも上手くやり過ごすことができること。本来、人は漠然とですが、このことを良く知っている気がします。

時に、数多の道筋など見えなくなるときもありますが、人生の道は一つではないことを思い出してほしいと思います。そのためには日頃から心が元気であること。ストレスを解消したり、心身を癒したり。健康増進効果のある森林浴である森林セラピーにも、ぜひ積極的に参加してみていただければ幸いです。

この記事を書いた人

麻羽 たんぽぽ

和ハーブと森の占い師・(株)森と紙ひこうき代表取締役・(一社)はこねのもりコンソーシアムジャパン理事・和ハーブインストラクター・占い師(西洋占星術、タロット)・ハーバルセラピスト・森林セラピスト・産業カウンセラー・神奈川県 県西未病観光コンシェルジュ上級

1972年東京生まれ。Webサービス系の企業で10年間、Webサービス企画に携わったのち、占いを学び、占い館等に出演。さらに西洋占星術の関連からハーブに興味を持ち、ハーブを学ぶ。
「生活を楽しみ、こころ豊かに暮らすこと」をテーマに、3つの癒し「占い・ハーブ・森林」を、「熱海の森・箱根・東京」を拠点に、研究し実践している。
著書『和ハーブタロット』https://waherb-tarot.jp/
WEB 麻羽たんぽぽオフィシャルサイト https://asahatanpopo.jp
ラジオ番組 『麻羽たんぽぽの 占いでわくわくワーキング』エフエム熱海湯河原 

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