
森とひとつに還る時間 ― 足裏から感じるホリスティックな癒し ―(イベント報告)
先日、秋の訪れを感じ始めた箱根やすらぎの森にて、「足元から整う、深い癒しのセッション~リフレクソロジー×森林浴×グラウンディング~」を開催しました。https://peatix.com/event/4...
一般的には、「リンパを流して痩せる」、とか、「風邪をひいて、リンパ腺が腫れる」、などの言葉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
春先から夏の終わりまでは、湿度も高く、じとっとして、水分代謝も悪くなりがち。
水分がうまく体内を循環していない、そんな時は、「リンパ」の流れも悪くなっているサインです。
でも、この「リンパ」は、血液と連携プレーをして働いているので、「リンパだけ流す」と言うよりも、血液もそして、関節も一緒に動かして行くことで、流れが良くなり、むくみも改善しやすくなるので、やってみましょう!
血液の流れには、心臓から全身に血液を送る「動脈」と、全身を巡って、お掃除して心臓に戻す「静脈」があります。血液が通る道は、「血管」と言いますね。リンパも、リンパ管を通り、全身を巡っています。
そして、「リンパ」は、この血液から派生しており、「体内のお掃除」をする役割を担っています。
リンパ管は、全身に設置されていて、このリンパ管に流れて居るリンパ液が、(リンパのことを指します)全身を巡る長旅に出ていると思っていただけると良いと思います。

リンパは長旅をしています
血液は動脈が往路、静脈が復路として全身を循環していますが、リンパ管は血液が起点になり、リンパ管が集まるホテルのような場所に向かい、その後は、血液(静脈)に戻る、というちょっと複雑な経路を辿って旅をしています。
このリンパ液の旅には、「駅」も点在しています。その駅には、「リンパ節」という名前があります。リンパ節は、主に脇の下や股関節と言った大きな関節や、首や顎などの近くにあり、リンパ液のろ過機能を担っています。
リンパ節を通過して、不要なものをおろし、次のホテルに辿り着くと、再び旅に出て、血液に戻るという長旅であると同時に、とてもゆっくりと流れているのがリンパ液です。
リンパ液のろ過機能、リンパ節は、肩関節や股関節などに点在しています。
特に、このリンパ節の近くには、太い血管もあります。
肩関節、股関節の動きが小さくなり、動きが固まってしまうと、血液とリンパの流れを止めてしまうことがあります。
長時間同じ姿勢でいる、デスクワーカーは要注意ですね。
足のだるさ、むくみを感じた時は、まず、肩をゆっくりと回したり、股関節を動かしたり(四股踏みや開脚の運動など)を行ってから、だるい部分をストレッチしたり、マッサージをすると、より改善しやすくなります。
また、今年はマスクの影響もあり顎の開閉が妨げられている人が多いです。
顎の開閉が少なくなると、首や顎のリンパも滞りがち。首肩の凝りにも発展しやすいので、マスクを外したケアに顎をポカンと開けて首を伸ばすと良いですよ。

この記事を書いた人

原田 優子(はらだ ゆうこ)
気づきと身体メカニズムから心身をサポートする、アウェアネス・ナビゲーター
「ママのためのからだ塾」を運営し、親子の心身サポートを行なっています。
http://www.studiopivot.com
主な著書
「骨盤底筋マジック」 ※一部監修
「いくつになっても歩ける”股関節調整”」「リンパを整えてきれいになるやさしいストレッチ」
新聞各地方誌にて「ゆるめて楽に股関節」連載

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