
湯治場と温泉の真の力
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2018年3月18日(日)11時〜15時、箱根町宮城野のさくら館(箱根町総合保健福祉センター)と、すぐそばの早川沿いにて、「はこじょ マインドフルネス森林セラピー」を行いました。
筆者が森林セラピストとして講師をつとめました。
その概要をレポートします。
当日は「晴れ」、風はやや強く(風速4ー5m)吹いていましたが、最高気温は15度となり、この時期らしい暖かさのある1日でした。
一部の桜は、写真のように、きれいに咲いていました。
マインドフルネス森林セラピーについては、2016年11月にも、同じくさくら館と早川にて行いました。
今回は、そのときよりも長めの時間をとり、さまざまなマインドフルネスのワークに取り組みました。
参加者は34名でした。
地元の方も多くいましたが、都内などから時間をかけて来られた方もいました。
申込多数のため、キャンセル待ちとなった方も多かったそうで、マインドフルネスと森林セラピーの人気ぶりがうかがえました。
【プログラム】
1.マインドフルネスの概要
2.食べるマインドフルネス
3.早川沿いにて、マインドフルネス森林セラピー
4.呼吸瞑想
5.飲む(香りの)マインドフルネス
6.シャボン玉のワーク
7.まとめ、質疑応答
また、プログラムの前後には、「唾液アミラーゼでストレス値の測定」を行いました。
さらに、希望者には無料で、さくら館にて「血管年齢」「血管点数」「骨密度」「脳年齢」の測定も行いましたが、こちらも好評でした。
当日は、まず、マインドフルネスの概要を説明し、その後、本日の目標を設定しました。
目標は、わかりそうでわかりにくいところがあるマインドフルネスについて、
はじめての方であっても、体験して理解を深めやすくするための、
道しるべとなるように設定しました。
【目標】
1.気づきを広げること
2.リラックスや癒しを得ること
3.とらわれや執着をとり、解放されること
3がマインドフルネスの究極の目標ですが、簡単には達成しにくいものですので、そこに至るまでに達成しやすい目標として、1と2を掲げました。
なお、3の状態のことを、「悟りの光」あるいは「マインドフルネスの光」が現れる、などと言ったりします。
これはなかなか得がたいものです。
まさに光のように現れたかと思うと、消えていってしまったりもする、刻々と変化していくものです。
また、マインドフルネスの心得やコツについても説明しました。
【マインドフルネスの心得やコツ】
1.五感を研ぎ澄ます
2.いっさいのコントロールを手放す
3.興味関心をもつ(はじめての体験ようにみる)
4.「ふーん、そうなんだ」と受け止め、味わう
5.もうひとりの自分の目でみる
「1.五感を研ぎ澄ます」については、森林セラピーでも同じです。
「2.いっさいのコントロールを手放す」は、とてもマインドフルネスらしいところです。
たとえば呼吸瞑想は、吸って・吐いてのリズムをコントロールしようとはせず、ただ、今どんな呼吸をしているかを、みていきます。
「3.興味関心をもつ」とは、まるではじめての体験のように、見ていきます。
「4.ふーん、そうなんだ、と受け止め、味わう」というのも、とても大切なところです。
マインドフルネスでは、評価や判断は加えないようにします。
いま起こっていることを、ただそのまま、あるがままに「受け止め」ます。
そして、「味わう」ことがとても大事です。
最後の「5.もうひとりの自分の目でみる」というのは、俯瞰の目で見るということ。
俯瞰の目とは鳥の目で見ることですが、つまり、高いところから、大きな視点で見ることです。
マインドフルネスで気づきを広げるためには、もうひとりの自分の視点を持つことが肝要です。
そして、ゆっくりと、スローモーションで行ってみましょう。
日常生活のあらゆる行いは、この心得やコツを意識して行うと、全てがマインドフルネスのワークにもなるのです。
(例:歩くマインドフルネス、等)
概要説明の後、午前中は、
・「食べるマインドフルネス」
・「マインドフルネス深林セラピー」(早川沿いにて)
のワークを行いました。
お昼には、
・はこじょオリジナルの「天女さまのおむすび弁当」
を美味しくいただきました。
昼食後は、
・「呼吸瞑想」
・「飲むマインドフルネス」
・「シャボン玉のワーク」
を行いました。
最後の「シャボン玉のワーク」はマインドフルネスのワークというよりも、お絵かきセラピーの要素も取り入れた自己発見的なワークです。
皆さん、それぞれのワークに、とても熱心に興味を持って参加されていました。
プログラムの最後に、はじめに設定した【目標】がどのくらい達成できたか、簡単にアンケートをとりました。
【目標達成状況】
1. 気づきを広げること → 8割位の方が達成
2. リラックスや癒しを得ること → 9割位の方が達成
3. とらわれや執着をとり、解放されること → 3割位の方が達成
という結果でした。
1や2は、事前の筆者の予想よりも少し多めの達成でした。
3は、大変難しいと思われるため、事前予想では、多くても1–2割くらいの達成かなと予想していましたが、こちらも予想よりも多めの達成でした。
この結果は、箱根の宮城野の自然の良さと、参加した方々が作り出したグループの力が、少しずつ押し上げていったものだと思われます。
グループで行う良さは、自分ひとりの体験だけではなく、ほかの参加者それぞれの体験をも、自分の学びにすることができるという点です。
グループによる学習効果です。
皆さん、とても熱心に参加されていて、その雰囲気の良さが相乗効果となりました。
【質疑応答(一部)】
Q.参加者
マインドフルネスを実践していきたいと思うが、1日の中でどんな時間帯にやるのがいいのか?
A.講師
個人的には、朝やるのがいいのかな、と思っていますが、ただ、夜寝る前にやる方もいます。大切なのは継続することと思いますので、皆さんの日常のルーティン(習慣)のひとつに加えやすい時間帯に、行うのがいいかと思います。
Q.参加者
食べるマインドフルネスのとき、味がしっかりと感じられませんでした。
こういった感覚は、良くなっていくものなのでしょうか?
花粉症も関係あるのでしょうか?
A.講師
感覚は「研ぎ澄ます」と言いますが、意識して使っていくと、それまであまり使われなかった感覚も研ぎ澄まされ、開発されていきます。
味覚は、総合的な感覚というか、他の感覚の影響を受けますので、花粉症で嗅覚が落ちているとなると、味覚があまり感じられなくなってしまうといった影響はあると思います。
【感想(一部)】
「感情や感覚って、ほんとに体で感じるんですね。クロモジ茶のときは、頭で感じましたが、ドライフルーツのときは、胸のあたりで匂いを感じました。」
「朝からずっと、ノドのあたりが調子悪かったんですが、シャボン玉のワークをやって、外にシャボン玉と一緒に吹き出して、絵に描いたら、楽になりました」
マインドフルネスについては、言葉では聞いたことがあるけれど、なんだか今ひとつわからなかった、という方が多かったようです。
だからこそ、今回参加されたことと思いますが、参加された方からは、「マインドフルネスがなんだかわかった」といった声をいただきました。
とはいっても、マインドフルネスの究極の目標である「とらわれからの解放」に至るのは一朝一夕にはいきません。
ブッダが菩提樹の下で瞑想をして得ていったように、日々の実践が何よりも重要です。
マインドフルネスを実践しているうちに、自分が見えてきたり、ふと、とらわれから楽になる瞬間が現れたりします。
それを「悟りの光」と言いますが、今後の皆さんの生活の中で「悟りの光」が現れることが増えるように、心より願っています。
そして、筆者も、同じく「悟りの光」が現れることが増えていくように、マインドフルネスを続けていきたいと思います。
参考記事)
「マインドフルネス 〜悩み・苦しみを作り出しているものは?〜」
http://hakojo-lab.jp/media/2018/04/10/162
「11月13日開催 はこじょ森林セラピー®ラボIN宮城野【マインドフルネス森林セラピー体験でこころ元気キレイ】イベントレポート」
http://hakojo-lab.jp/media/2016/12/20/50
この記事を書いた人
新行内勝善(しんぎょううち かつよし)
心理カウンセラー、森林セラピスト、精神保健福祉士。
東京メンタルヘルス社にて、メンタルヘルス相談や、心の病からの職場復帰をサポート。
職場復帰プログラムでは森林セラピーを導入。
また、スクールソーシャルワーカーとして小中学校の子どもたちと家庭をサポート。
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