みなさん、こんにちは!はこじょ講師の龍崎です。
今回のテーマは『緑色』について、緑という身近な色についてお話してみたいと思います。
みなさんは『緑』と言われて連想するものはありますか?または最近記憶に残る緑色はありますでしょうか?
いきなり緑って言われても色に深く考えたこともなければ、取り上げる機会もあまり無いかと思いますが、緑色って実は色んな意味や効果があるんですよ。
箱根で緑と言ったら森林のグリーン、草花のグリーン、芝のグリーン…なんとなく自然界にあるものを連想する方もいらっしゃるかと思います。
また夏と言ったら夏野菜!その夏野菜の中でも代表的なのがピーマンやキュウリ、オクラ、スイカ、ゴーヤや大葉など…数を上げれば沢山の緑色が夏場の食卓を彩りますね。
つまり緑という色は、地球上になくてはならない存在であるのと同様、安定や調和、癒しの色としても解釈されており、緑を見ると心が安らぎ、優しい気持ちになると言われています。
その理由のひとつとして緑色は木や森の自然の色であり、遠くの緑を見ると目の疲れが取れると聞いたことがある方もいるかと思います。
緑色はあらゆる色の中で一番人間の目に優しい色であり、人の目に負担をかけず、その色を捉えることができるからだそうです。
ヨガの世界では緑色は第4チャクラに対応し、胸の中央に位置し、私たちの「ハート」を象徴します。
「チャクラ」とはサンスクリット語で「車輪」を表す言葉で、それぞれに色と意味を持っています。
チャクラが開いて正常に働いていれば、人間は心も身体も健康で、エネルギーに満ちあふれ、ひらめきや新しいアイディアが浮かび、人生や未来に対して肯定的に捉えることができます。
エネルギーとは大なり小なり、「やる気」や「元気」という言葉にあるように、行動を起こす上で原動力になる人の想いや気持ちことを指します。
一方で「病は気から」という言葉もあるように、チャクラが正常に働かなくなると、病気になったり感覚が鈍くなったり、自分らしからぬ行動や言動をとるようになり、失敗して不運を招いたりしやすくなるとされています。
緑色は第4チャクラカラー
今回ご紹介する第4チャクラのテーマカラーは緑色、感情のテーマは思いやりや愛。
愛を与えたり、受け取ったり、愛情の感覚を養って、それを現実に生かしていく力を司る場所です。
自分自身の事をイメージしてみてください。
思いやりや愛情で満たされている時は自身の未来や人生に対しては前向きになり、人間関係や日々の生活の中でも色々な事とのバランスがとれていたりします。
一方で思いやりの心を忘れ、不足感や不満ばかり感じるような時、人間関係はこじれ、自分や他人に向ける意識はなんとなく否定的になりがちです。
第4チャクラを活性化させる方法
しかしこの思いやりや愛の第4チャクラを活性化させる一番簡単な方法があります。
それはテーマカラーである緑色を見たり、身に着けたりすると、アンバランスになっていた感覚が自然に戻っていくとされています。
まさに森林浴なんて抜群に良い方法ですね。私の大切にしている感覚は、どんな幸せも豊かさも自身の足元にあるということです。
ただ時としてそれが見えなくなってしまったり、当たり前のことすぎて感謝や思いやりの感覚が薄れていく場面もあると思います。
そのような時に自然を見たり、触れる体験をすると足元にある幸せや豊かさを思い出し、元気や活力が沸き上がるのは緑色の持つパワーとエネルギーを秘めているからかもしれませんね。
この記事を書いた人
龍崎 紗也加
ヨガインストラクター・はこねのもり女子大学講師
体と心に効くヨガを提案・実践中。
海の近くに移住し、ヨガ・サーフィン・野菜作りなど自然と親しむ生活を送っている。