~森は女子の味方~
はこねのもりからキレイ、始まる。

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私のアーユルヴェーダな1⽇

私のアーユルヴェーダな1⽇

私がインド・スリランカの伝統医療"アーユルヴェーダ"に興味を抱いたのは2014 年の冬です。

ヨガのイベントのケータリングで南インドの定⾷である"ベジミールス"を初めて⾷べたのがきっかけでした。

カレーのルーを使わない、スパイスやハーブだけで作られているカレーが凄く美味しくて、体(お腹)と⼼が満たされて、直ぐにアーユルヴェーダのお料理教室に通いました。

そこでアーユルヴェーダの基礎概念を学び、南インドにも⾏き、少しずつアーユルヴェーダのエッセンスを⽇常に取り⼊れて、今はアーユルヴェーダの素晴らしさをお伝えさせていただいております。

今回は、私の⼀⽇のタイムスケジュールと共に、どのように暮らしの中にアーユルヴェーダを取り⼊れているかをご紹介させていただきます。


タイムスケジュール

5:30 起床
写真①.jpg
《Morning》
① 6:00 まで寝ながらストレッチ(布団の中で)
② 排尿/排便
③ ⾆磨き/⿐うがい/朝⾵呂
④ 筋膜リリース/ヨガ/呼吸法/瞑想
⑤ ⽩湯を飲む

8:00 軽めの朝⾷
8:45 出勤/移動/ヨガの仕事
13:00 昼⾷


《Afternoon》
・PURNA EAT&STUDIO の仕事(カフェ業務)
17:00 帰宅


《Night》
18:00 ⼣⾷
20:00 筋膜リリース/ストレッチ
21:00 ⼊浴/肌のお⼿⼊れ
22:30 就寝


《Morning》のアーユルヴェーダポイント -排泄・デトックスタイムー

① 6:00 まで寝ながらストレッチ
だいたい5:00〜5:30 ぐらいに⽬覚ましなしで⽬が覚めます。布団の中で仰向けで出来るヨガのポーズを幾つか⽬を閉じながら⾏います。
軽いストレッチをすると排泄物を促すアプローチができます。

② 排尿/排便
毎晩19:00 までに⾷事を済ませ、翌⽇の朝⾷の8:00 まで何も⾷べない時間を13 時間作っています。
⾷べない時間を増やすことで胃腸の蠕動運動を活発化させ、排泄物をスムーズに出せるようにしています。
布団の中での軽いストレッチの効果もあり、いつも快便快腸です。

③ ⾆磨き/⿐うがい/朝⾵呂
起きたら直ぐにお⾵呂を沸かし、洗⾯所でタンスクレーパーを使って⾆磨きをし、ネティポットを使って⿐うがいをしています。
⾃分の⾆のチェックと、⿐うがいの⽔の通りを観察しながら、朝ヨガの内容をアレンジしています。
朝⾵呂では、⾜指ほぐしと⼩顔ヨガを湯船に浸かりながらやっています。朝⾵呂の時間はだいたい15 分程度です。

④ 筋膜リリース/ヨガ/呼吸法/瞑想

筋膜リリースをやる前にやかんにミネラルウォーターを⼊れ⽩湯を作りはじめます。切りの良いところで、⽕を弱めたり、⽌めたり、スキンケアをしたりしています。⽩湯が沸き終わってから、ヨガと呼吸法と瞑想をしています。

ヨガのルーティンはだいたい決まっていますが、⿐うがいの様⼦とその⽇の体調をみて、少しアレンジを加え、だいたい60 分程度のセルフプラクティスをしています。


⑤ ⽩湯を飲む
セルフプラクティスが終わってから、1 杯の⽩湯を朝⾷の⽀度をしながら飲んでいます。⼀気飲みは体に負担が掛かるので、少しずつ飲むようにしています。
⽩湯も⾊々とアレンジして飲む⽅がいらっしゃいますが、私は何も加えません。シンプルに⽩湯の味を感じるようにしています。
アーユルヴェーダでは⽩湯が⽢く感じると、体と⼼の状態が良好だという証拠だと⾔われています。

 

 

軽めの朝⾷

朝⾷は季節のフルーツとソイヨーグルトボウルを⾷べています。
ソイヨーグルトボウルにはオートミールと胡桃、アーモンド、ドライフルーツ(ブルベリー/クコの実/⼲し葡萄)とマスコバド糖(サトウキビ)を⼊れています。
出来るだけオーガニックのものを選ぶようにしています。
アーユルヴェーダでは乾燥している⾷材は少し⽔分を含ませて、消化不良を防ぐことを推奨しています。
ですからドライフルーツだけソイヨーグルトに⼊れて少し柔らかくさせてから⾷べるようにしています。

 

《Afternoon》のアーユルヴェーダポイント -消化・アクティブタイムー


昼⾷

アーユルヴェーダでは10:00〜14:00 の間は消化⼒が⾼まる時間と⾔われているので、しっかりとした⾷事は昼⾷にするように⼼掛けています。
GI 値と呼ばれる⾷後の⾎糖値の上昇を⽰す指標が⾼い⾷材は昼⾷に摂るようにしています。
GI 値の⾼い⾷材は主に穀類と芋類で消化にも時間が掛かる為、この時間に⾷べることが理想です。胃腸の負担を掛けないように、お⽶を⾷べるようにして、⼩⻨製品は少し控えるようにしています。


・⽩湯を朝から⼣⾷の時間までにだいたい1.5L ぐらい飲むようにしています。(約1 時間にコップ1 杯の⽩湯の量)
その他、⾷後に好きなデカフェのコーヒーや紅茶やハーブティー、スパイスティーなどを飲みながら、好きなスイーツも⾷べています。
14:00 までは割と気にせず⾷べるようにしています。

 


《Night》のアーユルヴェーダポイント -同化・リラックスタイムー

・⼣⾷
夜の22:00〜2:00 は新陳代謝を⾼める時間なので、22:00 までに消化が終わるように、19:00 までに⼣⾷を済ませるようにしています。

昼⾷が遅いので、サラダやスープ、フルーツなど野菜中⼼の簡単な軽めの⾷事が殆どです。お腹が空いてない時は⾷べないこともありま
す。毎⽇体の感覚は異なるので、体の声を聴いて⾷べるか⾷べないかを決めています。


・筋膜リリース/ストレッチ
消化を促進させるのと、⼀⽇の体を労わることを兼ねて筋膜リリースやストレッチをしています。時間が取れない時もあるし、何もしたくない
時もあるので、あまり縛ることなくリラックスするように過ごしています。


・⼊浴/肌のお⼿⼊れ
⾃律神経を安定させる為にも⼊浴は毎⽇しています。ただアーユルヴェーダでは⽣理中は体を温め過ぎたり、頭⽪を濡らすことは控えた⽅が良いので、シャワーだけにしたり、直ぐにドライヤーをして頭⽪が濡れている時間を少なくするように⼼掛けています。

ゆっくり⼊れる⽇は朝と同様に⾜指マッサージと⼩顔ヨガをします。

写真⑤.jpgお⾵呂上がりは、太⽩胡⿇油をキュアリング(熱消毒)したオイルを全⾝に塗ります。

⽇焼けした後はグラスフェッドの無塩バターで作ったギー(乳製品を原料としたオイル)やココナッツオイルを使うこともあり、その⽇の肌の状態に合わせてオイルケアをしています。


・就寝
お⾵呂上がりから、1 時間以内に寝ると安眠に繋がりやすいので、体が冷える前に寝るようにしています。
寝つきが悪い時は⾃律神経を安定させる前屈のヨガのポーズや瞑想をすることもあります。


 

アーユルヴェーダを取り⼊れて良かったこと

アーユルヴェーダを取り⼊れた暮らしのお陰で、⾃分の体や⼼をセルフケアできる智慧が⾝につき、⼤きな不調は無くなりました。

毎⽇の積み重ねで体や⼼は良くもなるし、悪くもなることを知り、毎⽇していることを少しずつ⾒直して今に⾄ります。

⼀⽇のタイムスケジュールを書き出しながら、⾃分に合った健康法や美容法を⾒つけてみるのもいいですね︕


この記事を書いた人

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【プロフィール】

Chico(ヨガインストラクター)

 

2008年にヨガに出会い、その頃に抱えていた身体の不調が改善され、それをきっかけにヨガに興味を持ち、2009年より指導者の道に進む。

様々なヨガスタイルを経験し、2015年からアーユルヴェーダとアイアンガーヨガを学び、2021年4月にスリランカ政府認定のアーユルヴェーダアドバイザーの資格を取得。『Beauty&Well-Aging』をコンプセプトに、ヨガとアーユルヴェーダを通じて、健やかで、快適な毎日の過ごし方を提案している。オリジナルのレギュラークラスやイベントクラス、ワークショップなどを湘南・西湘エリアを中心に主催。また、企業向けのヨガクラスや自治体主催のイベントにも多数参加。

アーユルヴェーダの知識を活かし、商品開発・監修やメニュー開発など食に関わるプロデュースにも携わり、2022年12月に辻堂にアーユルヴェーダをコンセプトにした南インドカレーの店"PURNA EAT&STUDIO"をオープン。


<patagonia TO UNITED ARROWS プロセールス/Real Stone アンバサダー>

 

 

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