胃腸を快適に保つ食事法
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湿度と暑さが増す夏は、体力と消化力が低下するため、内臓に負担を掛けない、消化しやすいお食事をすることをオススメします。
アーユルヴェーダ理論からお伝えすると、夏は火のエネルギーが増えますので、火のエネルギーを上げ過ぎてしまう食事を控えると良いです。かといって、火のエネルギーを下げてしまう冷たい食事の食べ過ぎも注意が必要です。
毎日、自分の体調を伺いながら、暑い夏の食事を楽しみましょう。
体がほてったり、のぼせるているような、体から過剰な火のエネルギーを感じた場合には、きゅうりや茄子といったウリ科の食材は火の性質を抑えます。
麦も夏の火のエネルギーを抑制してくれますので麦茶は最適です。
逆に夏バテのように、火のエネルギーが減少してしまっている場合には、夏野菜のトマトやピーマンなどの色鮮やかな夏野菜は、抗酸化や免疫力アップさせるフィトケミカルを多く含んでいるので非常に良い食材です。
食欲も無く、冷たいお蕎麦や素麺しか喉を通らない場合には、ネギや生姜やわさびなど温熱性の薬味をうまく使って腸を刺激して消化を上げる工夫をすると良いです。
またスパイスやハーブも消化力や免疫力を引き上げてくれるものが多いので、カレーやハーブティーなどを積極的に摂るようにして、夏バテを解消させましょう。
コリアンダー・クミン・ターメリック・カルダモン・コショウ・ショウガetc...
ペパーミント・レモングラス・スペアミント・ローズヒップ・ハイビスカスetc...
暑い夏は、甘味、苦味、渋味のある食材をバランス良く食べるのが食の養生法に繋がります。どんな食材があるか、それぞれ幾つかご紹介します。
◉甘味...トマト・キュウリ・スイカ・メロン
◉苦味...ゴーヤ・モロヘイヤ・ミョウガ・ピーマン・ナス
◉渋味...ケール・枝豆・抹茶・大麦若葉
代表的な夏野菜ばかりですね!
やはり旬のお野菜をバランス良くいただくのが良いですね。
私は夏野菜でラタトゥイユを作ることが多いのですが、すりおろした生姜とスパイス(ガラムマサラ)を少し入れて作ります。
隠し味にもなりますし、抗菌効果もあるので作り置きする時にもスパイスを入れておくのは非常に効果的です。
今年の夏はお好きな夏野菜で『スパイス・ラタトゥイユ』を是非作ってみてください。
夏野菜は寒涼性の食材が多いですが、火を通すことで体を冷やしすぎることも緩和されます。
これから暑くなる夏を楽しむために、日々の食事で養生をしてくださいね!
この記事を書いた人
【プロフィール】
Chico(ヨガインストラクター)
ヨガ指導歴13年。趣味はサーフィンと読書。
不整脈から起こる身体の不調がきっかけでヨガを始め、半年で身体の不調が改善したことを機にヨガに興味を持ちヨガ指導者になりました。身体の緊張や痛みを緩めることで、心の在り方や意識(精神)も変化したことを受け、整体法とヨガ哲学を織り交ぜたヨガクラスを展開しています。最近では腸活アドバイザーの資格を取得し発酵食のお料理教室や発酵食品のWSなども開催しています。
<patagonia プロセールス/Real Stone アンバサダー>
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