
仙石原すすき草原
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Hello everyone! ニューヨークのリカです。
ヒーリングへのアプローチなども含めてニューヨークで学んだ様々な考え方、生き方について書かせていただいています。
さて、コロナパンデミックピーク時には1日に1万人近くが死亡するといったこともあったほどの打撃を受けたニューヨークですが、少し前にフェーズ4に入り段々と活気が戻って来ています。
マスク着用が義務付けられて、最初は抵抗もあった様ですが、今ではT P Oに合わせてマスクのお洒落をたくましく楽しんでいる様に見受けられます。
もはやニューヨークマスク市場は、普段使い用のものから勝負用のものまで、まるで靴下や下着のような扱いです。又、オンラインに付け加えて、屋外ダイニングやフィットネスなどが今まで以上に盛り上がっている様に見受けられます。
このご時世、楽しむなんて不謹慎と思われそうですが、市民の楽しそうな姿にほっとするのは私だけではないはず。
私も最近は近所の道路がオープンスペースとして歩行者や自転車利用者の為に提供されているので、散歩やジョギングなどに利用させてもらっています。
今回はニューヨーク市公園局で都市計画及び地理情報システムのスペシャリストとしてご活躍中の島田ちさとさんに、パンデミックとオープンスペース、そして癒しの関係についてズームインタビューさせていただきました。
リカ:最近の公共のオープンスペースについてお話を聞かせてください。
ちさと:パンデミックのピーク中でも、人々は癒しを求めて、唯一行くことのできる公園に集中し、特定した場所に密が出来る状態になっていました。
感染拡大が長期化し5月に入ると、ニューヨーク市交通局が先導しオープンストリーツというプロジェクトを始めました。
いろいろなまちを構成する要素を計算して、時間や日程を調整し、道路を歩行者や自転車利用者に提供。又それと同時にオープンレストランという歩道や道路でアウトドアダイニングを許可するプロジェクトも始まりました。
以前はイベント的に道路を開放することがありましたが、パンデミックが始まってからは癒しやエクササイズの空間に解放しています。
細かい数字は思い出せませんが、ニューヨーク市のオープンストリーツは160キロの道路空間を目標にしていたと思います。
近所にいける公園が少ない環境にある人にも安全に過ごせる屋外環境を増やそうという目的と、レストラン産業をサポートする為に始まりました。
リカ:確かに近所の、屋外フィットネスや屋外ダイニングは今まで以上に盛り上がっているように見えます。
ちさと:自宅から徒歩距離でできる活動が増えた事によって近所で過ごす時間が増え、コミュニティのつながりが強くなり、人々が安心して出かけやすくなったのだと思います。
生活環境が歩ける距離にあるのは、実は恵まれた事です。安全だから歩けるし、気持ちいいから歩く。
歩ける場所に住んでいるというのは利便性はもちろん、近所に安全で快適な暮らしがあると言うことなんですね。
又緑の力は大きくて、アスファルトだけより街路樹溢れる道路のほうが人が集まりやすい。そういうストリートは歩いていても安全で気持ちいいですよね。
緑の癒し効果を意識していなかったとしても、アウトドアレストランでは道路と安全に分けるために緑や園芸プランターを取り入れ、安全な飲食空間を提供する所もあります。
そういうレストランの方が人が集まっている様です。人は自然にそう言う場所に魅力を感じるのだと思います。
リカ:やはり緑や自然の力は凄いのでしょうか?
ちさと:そうですね。病院の入院患者の部屋から緑(自然)が見えるかどうかで回復日数が変わるという話を聞いた事があります。
又パンデミックになって自宅に観葉植物を取り入れたり、家庭菜園を始めた人も多かったと思いますが、それも自然から得られる癒し効果を求めているからではないでしょうか?
オープンストリーツにて。『どこ出身でもあなたがご近所さんで嬉しい!』と4カ国語で書かれています。
リカ:ちさとさんにとっての癒しとはなんでしょうか?
ちさと:癒しには物理的、心理的などいろいろあると思うのですが、基本、いつ、何に癒しを感じるか、癒しの受け止め方は自分次第だと思います。
また、頭ではなく自分の五感に触れることで癒し効果が引き出されやすくなる。
例えばいつもの生活環境とは異なる自然の中では色や匂い、音や触った感じ、味と言う五感が刺激されやすい。
癒しを求めているときはそう言う五感を使える場所、自然の中などに身を置くということもいいアイデアだと思います。
ニューヨーカー達のクリエイティビティにいつも驚かされますが、それも彼らが五感を刺激する環境を見つけたり作りだし、そこに身をおくという事に長けていて、身も心も開放しているからかもしれないと思っています。
リカ:そういえば、公園とかでもビキニをつけて日向ぼっこしたり、本を読んだり、自分のお庭やリビングルームの延長みたいになっていますね。
(笑)安心して五感を敏感にできる場所がたくさんあると本当に良い事ですね。
オープンストリーツとして開放されている近所の道路空間では、ズンバやヨガ、瞑想のクラスなどが行われていたり、カラフルなチョークで大きく道路に絵を描く子供達、本を読む若者、ジムも顔負けなくらいのウエイトを引っ張り出してきて筋トレする人や、お話に花を咲かせる人、などなど、みんな思い思いに羽を伸ばしています。
こんなニューヨークの環境をちさとさんは市民参加型のまちづくり、「提供する行政と参加する市民」の2ウェイから成り立っていると表現していました。
確かに癒しの空間が提供されてもそれを利用する人がいなければ成り立ちませんね。
市民として参加と聞くと難しそうですが、この皆が使っている公共空間を毎回違ったマスクをつけてジョギングする私も、良い空間づくりの参加者の一人だそうです。(笑)
日替わりの手作りマスク例。銀のキラキラでもジョギングです。
知り合いのお子さんも、このオープンストリーツにて自転車を練習し乗れる様になりました!
楽しむだけで素敵なまちづくりに参加できるならとっても簡単な気がします。
是非、皆さんも楽しく癒し空間に参加して、癒されながらパワーとクリエイティビティをアップさせてくださいね!
この記事を書いた人
リカ
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