いよいよ本格的な夏が到来。毎日暑いと食事の準備をすることすら億劫になってしまいますよね。
そんな時におすすめしたいのが、フルーツを上手に取り入れること。
暑い夏にこそ、調理不要なフルーツを上手に活用して美味しくヘルシーに栄養補給しましょう。
夏は身体が重たい……?
気温の高いこの季節には、「毎朝暑くて目が覚める……」なんて人も多いのではないでしょうか。
加えて、夏は日の出の時刻が早いため、冬に比べて睡眠時間が短くなる傾向にあります。寝ている間も気温や湿度の高さから寝苦しく、なかなか快眠を取りずらいというところも夏という季節の特徴。
朝起きても身体が重たい……そんな”ダル重”な朝におすすめしたいのが、朝フルーツ習慣です。
朝フルーツのメリットって?
朝の暑さと気だるさの中、朝食の準備をするのも一苦労。とはいえ、何も食べないとだるい身体はそのまま、頭も回らないし、お腹も満たされない。何より、朝食を抜くと内臓が働き始めません。そんな時に最適なのが、フルーツです。
フルーツはどの種類も水分量が多いので、眠っている間に発汗した水分をしっかりと補給でき、かつ普段の食生活で不足しがちなビタミンやミネラル類を簡単に摂り入れることができます。ビタミンやミネラル類は、女性の美しさにも欠かせない成分。
同様に、整腸効果のある食物繊維も豊富なので排泄の手助けもしてくれるのです。
そして、フルーツの糖分はすぐにエネルギーになってくれるので、寝起きで頭の働きずらい朝の時間にもぴったり。まさに、「朝のくだものは金」と言われる所以なのです。
朝フルーツの取り入れ方
フルーツを食べやすいサイズにカットしてそのままいただくのも良いけれど、おすすめはジュースにしていただくフルーツスムージー。
適当にザクザクカットしてミキサーに入れるだけの簡単レシピなスムージーは、撹拌するので食べやすく、消化促進にも効果的です。そんなスムージー作りのポイントは3つ。
ポイント1:旬のフルーツを使うこと
旬のお野菜同様に、旬のフルーツはその他の季節に比べて栄養価が高く、美味しくいただけます。
しっかりと熟した旬のフルーツは夏の英気を養ってくれるはず。
夏季のおすすめ旬フルーツは、整腸作用の高い美容効果抜群なモモや、アンチエイジングも期待できる疲労回復効果の高いブドウ、美肌作りに最適なマンゴー。その時の状態に合わせてセレクトしてみてくださいね。
ポイント2:時間のある時に冷凍保存
忙しい朝には「フルーツをカットしている時間も惜しい」なんて人もいるのではないでしょうか。
そんな人は、時間のある時にフルーツをカットして冷凍保存しておくのがおすすめです。
多くのフルーツは、冷凍しても栄養価が損なわれずらいので、食べごろの状態で冷凍保存しておけば毎日朝はミキサーに入れるだけ簡単楽々。
ポイント3:乳製品は極力入れない
スムージーに牛乳やヨーグルトを入れる人も多いですが、乳製品を入れると消化に負担がかかりやすくなるのでおすすめしません。
どうしても入れたい人は、豆乳やアーモンドミルクなど植物由来のものを選んでみてくださいね。
また、同様に夏によく食べられているメロンやスイカは他のフルーツと混ぜると消化に負担がかかりやすくなるため、スムージーにする場合にはメロンだけ、スイカだけ、の単体のスムージーにするのが良いでしょう。
「暑くて朝食を作るのも億劫...」そんな日には朝スムージーを取り入れてみてはいかがでしょうか?
甘くて瑞々しいフルーツは栄養補給になるだけでなく、フレッシュな旨味に朝から気分も上がるはず。
色鮮やかなフルーツ同様に、緑豊かな自然も心の栄養補給にはぴったり。
天気のいい休日には、緑あふれる自然地で心も体も充電してみてくださいね。
この記事を書いた人
岩間 歩
ヘルシーフード&ヘルスケア インストラクター
健やかに毎日を過ごすために必要なTipsを提案。
こころとからだに嬉しいヘルシーフードに特化。
執筆やレシピ提供、イベント開催など幅広く活動中。
フード、ヘルスケア全般の記事を担当。