忙しい毎日の中で滞りなく過ぎていく日々。
ふと、泣きたくなる瞬間を経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
これといった特定の理由がある訳では無いのに、ふと泣きたくなるのは、日々頑張っている証拠。
たまには自分を癒してあげよう。
感情に疎くなってない?
社会人経験値が上がるにつれて、理不尽なことや厳しい環境にも耐性がつき、若い頃に比べて胸の中にうずく「違和感」を静かに収めることが出来るようになってくる。
社会の中で上手に心地よく生き抜くために身に付けた術が、時に自分の感情に蓋をしてしまっているかもしれません。
「誰もが同じように我慢している」「こういうものなんだ」と自分に言い聞かせて気持ちを平らにしようと努めると、いつの間にか我慢が得意になって自分のネガティブな感情を見過ごすのが得意になっているかも。見ないふりして溜まったネガティブな感情は、ふとした瞬間に沸き起こって泣きたい気持ちに。
放って置くと慢性的な鬱状態を引き起こす可能性もあります。
特に、働くのが大好きな人や、周りに気遣いの出来る頑張り屋さんは要注意。
「あ、わたしのことだ」と思った人は、以下の解消法をチェックしてみてくださいね。
解消法1 : 涙活
「なんだか泣きたい」そんな気持ちになった時には、ズバリ思い切り泣くのが正解。
涙を流して泣くことは、副交感神経を優位にしてリラックス効果をもたらすと言われています。
泣きたいけれど泣けない、
そんな時には映画や本、音楽に頼るという方法もあります。
その時々のシチュエーションで共感出来る作品を選ぶも良し、間違いなく泣ける感動作品を選ぶも良しです。
おすすめは、観た後にほっこり幸せな気持ちになるヒューマンストーリー。
日頃から「これは間違いなく泣ける」お気に入りの1本を見つけておくと良いですよ。
解消法2:吐き出す
もやもやした思いは、身近な友人や家族、パートナーなど信頼出来る人に思い切って打ち明けてみましょう。
まとまった考えじゃなくてもきっと話しているうちにスッキリした気持ちになるはず。
頭の中だけでは上手く言葉に出来ない気持ちも、話しているうちにだんだんと「自分はこう思っていたんだ」と整理されていくものです。
バラバラになった気持ちを整理することは、悲しい気持ちや辛かった出来事を受けいれる第一歩。
些細なことだ、と見過ごしてきた感情が実は胸につかえていることだってあるのです。
他人に話すのを躊躇してしまう人は、日記を書いたり文字にしてみるのがおすすめです。
アウトプットすることで客観的に今の状況や自分のことを見ることが出来るのも良いと思います。
解消法3:自然に癒される
忙しい日常の中で会社と家の往復に終始している人も多いですよね。
まとまった休みどころか1日のオフさえ取れなかったり、たまの休日は普段の忙しさの反動で家の中でゴロゴロと過ごしてしまう人も多いはず。
もちろん、しっかりと身体を休めることは大切ですが、おすすめは少し足を伸ばしてでも自然に触れに行くこと。
これからの季節は暑さも和らぎ、森林の中を散策するのにぴったりの時期です。
広大な山や豊かな芝生、綺麗な花木に硬くなった心もおのずと ほぐれていくはず。
少し遠出をしたら気持ちの良い疲労感が伴い、夜はぐっすり眠れるのも良いところ。
忙しい毎日の中では交感神経が優位な状態が続き、心も身体も上手くリラックス出来ないことも多々。
たまには「オフの日」を作って健やかな自然の中に身を置いてゆっくりと流れる時間を堪能してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
岩間 歩
ヘルシーフード&ヘルスケア インストラクター
健やかに毎日を過ごすために必要なTipsを提案。
こころとからだに嬉しいヘルシーフードに特化。
執筆やレシピ提供、イベント開催など幅広く活動中。
フード、ヘルスケア全般の記事を担当。