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話すことが癒しに変わるとき〜森は自己開示を促す〜

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話すことが癒しに変わるとき〜森は自己開示を促す〜
特に女性にとって、話すことは心の健康保持に大きく貢献しています。

ここでは、心理カウンセラーの立場から、話すことと心の健康の関係についてのお話をしたいと思います。

トーキングセラピー、3つのポイント

カウンセリングはトーキングセラピー(おしゃべり療法)とも言われますが、相談者とカウンセラーがお話しをすることを通して、心の整理、ストレス解消、問題解決、あるいは性格改善を目指していくものです。

さて、どうして話すことが、心の健康に良いのでしょうか?

それはひと言でいうと、話すことで、ストレスや問題が口から外に出て、心身が楽になるからです。
もう少し詳しく説明していきましょう。

【3つのポイント(話すことと心の健康の関係)】
①話さないと、ストレスは心身に蓄積される
②話すことと、よく聞いてもらうことが同時に起こると、ストレスから解放されて、心身がラクになる
③話す人と聞く人が、上手に対話していくと、心が整理され、問題が解決に向かっていく


話さないと、ストレスがたまっていく

ストレスは、誰にも話さずに、心の中で抱えているのは大変なことです。

それは、「チリも積もれば山となる」ように、ちょっとしたストレスであっても、多く積もれば、知らぬ間に大きな負担となってしまいます。


話さずにいるということは、こらえる、我慢するということです。

歯を食いしばるような状態に近いです。

この負担が続けば、カラダにとっては少なからぬダメージとなります。

ダメージは私たちの抵抗力、免疫力も低下させます。

ストレスの影響がメンタルだけではなく、身体へ影響するのは、簡単に言うとこのようなメカニズムがあるからです。


逆に、話す(はなす)ことでストレスを解き放す(はなす)と、心もカラダもこれまで入っていた余計な力が緩んで、リラックスしていきます。


ネガティブなことやストレスは、誰も聞きたくない!?

通常、ネガティブなことやストレスは、聞く方にとっても負担がかかります。(※)

これは人の脳の仕組みにもよるそうです。

脳学者が言うには、脳には主語無しで理解するという性質があるそうです。

どういうことかというと、誰か他の人の悪口であっても、脳は主語無しで理解するため、あたかも自分の悪口を言われたのと同じように不快になってしまうのだそうです。


(※)
例外的に聞く方がストレスとならないこともあります。
同じ状況にいて、そこに同感できる者同士であれば、それは気持ちが良いものであったりします。
いわゆる“うさ晴らし”がそうです。
部下同士が上司の悪口を言うのは、気持ちの良いものとなるでしょう。毒舌が好まれるのも同じ理由によります。
しかし、同感できない人からすると、その話は聞いていて、決して気持ちの良いものではありません。


話すことの危険性もおさえておこう

このためネガティブなことやストレスは、誰に話すかしっかりと選びましょう。

間違った人に話すと、癒されるどころか、こちらが不快となってしまうことがあります。

逆ギレされたり、ケンカになってしまったり、さらにひどいと、話したことを誰かにバラされてしまったりすることもあります。

話すことにはこのような危険もつきものですので、この点にはしっかりと注意しておきましょう。


しっかりと聞いて、理解してくれる人を選ぶ

話す時の一番のポイントは、「誰に話すか」です。

誰に話したらよいかというと、話を聞いてもらうのに適した人は、

①同じ境遇にいる人
②親身(味方)になってくれる人
③信頼できる人

などです。

このような人たちに話して、聞いてもらえれば、

「しっかり聞いてもらえなかった」
「ちっとも理解してくれなかった」
「話したことをほかの人に言いふらされた」

など、話さない方がよかったと、後悔することもないでしょう。


話を聞いてもらうのに適した人が身近にいたとしたら、それは紛れもなく宝物ですので、大事にしていきましょう。

もし、身近にいなかったとしても、いまは、話を聞くプロであるカウンセラーがいますので、相談に行くことを検討してみるのもよいでしょう。


森は自己開示を促進する


さて、最後にひとつ、森とカウンセリングの関係についてです。

東京農大の上原巌教授の研究によると、森林環境は話すのに適しているそうです。

なぜなら、森林環境は、自己開示を促進するからだそうです。

自己開示とは、自分の心を開くこと。

おそらく、その理由は、森が人にとって安心できる環境であるからです。

安心できると思えるからこそ、心が開かれていくのです。


安心できる森を選ぼう

このように森で話すのは大変良いのですが、ひとつ注意点をお伝えします。

それは、安心できるかどうかです。

深い森の中は、薄暗いため、不安感を起こしやすくなります。

同様に、天候が悪い時も、不安になりやすくなります。

このため、心を解放してリラックスするために森に行くときには、整備された森へ、天気が良い時を選んで行きましょう。

また、森林セラピストなどその森に慣れていて信頼できる人と行くと、なお安心できてよいでしょう。



この記事を書いた人

新行内勝善(しんぎょううち かつよし)

心理カウンセラー、森林セラピスト、精神保健福祉士。

東京メンタルヘルス社にて、メンタルヘルス相談や、心の病からの職場復帰をサポート。
職場復帰プログラムでは森林セラピーを導入。
また、スクールソーシャルワーカーとして小中学校の子どもたちと家庭をサポート。

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