
森は私たちのセラピスト〜七十二候が教えてくれる移りゆく自然の時間〜
東洋医学には『天人合一(てんじんごういつ)』という言葉があります。人の体も自然の一部。七十二候が告げる小さな変化は、そのまま私たちの体の内側で起きている変化でもあります。そして日本には「七十二候(しち...
忙しい毎日に追われていると、なんだか疲れてしまって少し立ち止まりたくなることもありますよね。
そんな時は、五感を通じて自然を味わい癒してくれる森林浴がオススメです。
緑や紅葉の鮮やかさを目にし、鳥のさえずりや虫の声を聞き、草木の香りを鼻にし、風を肌で感じ、キノコや山菜などを口にする…。考えるだけでもワクワクします。
ただ、そうはいっても思い立った時にいつでも森に出かけられる訳ではないので…、今回から始まる本連載では、お家でできるプチ森林浴体験をご紹介します。
ぜひ、ちょっと取り入れてリフレッシュしてみてください。
今回は、香りを楽しむ森林浴。
森で感じられる木々の香りには、「フィトンチッド」という成分が含まれています。この「フィトンチッド」が森林浴効果の最大の功労者で、リフレッシュ効果の他に消臭・脱臭効果や抗菌・防虫効果も備えているんです。
そんな「フィトンチッド」は、アロマテラピーで日常生活に取り入れることができます。
オススメの香りはウッド系の「ジュニパーベリー」「サイプレス」「フランキンセンス」。
少し専門用語が並んでしまいますが、これらは「フィトンチッド」の主成分である「テルペン類」の中の「α-ピネン」という成分を含む精油です。

「ジュニパーベリー」は、お酒の「ジン」の香りづけにも使用される、きりりとしたシャープな香りです。ヒノキ科の低木についた果実で、精油はこの果実から蒸留して抽出されます。
「サイプレス」は、和名では「イトスギ」と呼ばれ、針葉樹の森のような冴えわたる香りです。ヒノキ科の高木で、精油は枝葉と果実を蒸留して抽出されます。
「フランキンセンス」は、キリストの誕生物語の中でささげられたことで有名で、気分を落ち着かせてくれる香りです。カンラン科のニュウコウジュの樹脂を蒸留して抽出されます。
ティッシュペーパーに精油を1~2滴垂らし香らせたい場所に置くだけでお手軽に楽しむことができますので、早速取り入れてみてはいかがでしょうか。
★情報元:(公社)日本アロマ環境協会(AEAJ)
この記事を書いた人

松田 あきな(まつだ あきな)
PRプランナー、新聞記者、フリーライター。
都内のPR会社勤務。企業や業界団体などのPRを手掛ける。
新聞記者およびフリーライターの顔も持ち、ママ目線の情報発信が得意。
2児の母。

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