
清里の森で育つ、未来へのまなざし 〜小金井市立小学校での森林ESDの取組〜
清里の森で育つ、未来へのまなざし〜小金井市立小学校での森林ESDの取組〜森林と教育を結びつける試みは「森のようちえん」など、さまざまな形で各地で行われています。筆者は山梨県清里で、小金井市立小学校6年...
ハーブとして、ヒバ製のまな板、ヒノキの箪笥や床材はその香りと抗菌などの効能が活用された製品です。ヒノキは癒しグッズも多数流通しています。芳香の強い木に限らず、人は木でできた製品に触れることでも癒されるため、プラスチック製のものを木製品に変えてみるのも良いかもしれません。
また、クロモジは枝や葉をお茶にしたり、お酒に漬けてクロモジリキュールを作ったりして楽しむこともできます。クロモジの枝や葉は乾燥したものが食用として流通していますので、簡単に入手できます。私はクロモジリキュールが好きでよく作りますので、参考に作り方を以下にご紹介します。
★クロモジリキュール作り方(採取するところから)★
材料
・果実酒用のビン ・クロモジの枝 ・氷砂糖(お好みで) ・ホワイトリカー
[1]クロモジの枝を採取し、葉と枝を分ける
[2]枝をビンに入る大きさに適当に切る
[3]切った枝を洗って、ザルや網にいれて乾燥させる。1 週間~10 日くらい(季節・環境による)
[4]煮沸消毒して完全に乾かしたビンに枝を詰める。量はビンのかさの4分の1~3分の1。
[5]お好みで氷砂糖をいれる。
[6]ホワイトリカーを9分目まで入れる。
[7]冷暗所にて保存。2か月くらいすると飲めるので、飲みごろになったら枝は引き上げる。
※市販の枝を使う場合は4から。
※右がクロモジ酒ソーダ割 左はヤマモモ酒ソーダ割
日本の森に限らずに言えば、さらに多くの種類の精油やドライハーブが流通していますので、お好みや効能に合わせて取り入れるとよいでしょう。「アロマテラピー」や「ハーブ」の活用方法は、本サイトでも多数ご紹介しています。
http://hakojo-lab.jp/media/tag/aroma アロマテラピー
http://hakojo-lab.jp/media/tag/harb ハーブ
そのほか季節を表すものに、立春・春分・小暑・冬至といった二十四節気(にじゅうしせつき)や、節分・彼岸・土用といった雑節(ざっせつ)、二十四節気を5日ずつの3つの期間に分けた七十二候(しちじゅうにこう)があります。
七十二候では、気候や気象、虫や動植物の変化を細かくとらえた短文になっています。「蛙が鳴き始める」「紅花が盛んに咲き始める」「鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える」という感じです。
このあたりは話が長くなるので、詳しくは割愛しますが、現代のように都市が発達していない時代には里や里山を含む森林が身近で、季節の移り変わりを自然から感じやすかったのでしょう。ですので、このような古い時代の暦から、季節を楽しむヒントが見つかるかもしれません。
日本ならではの季節の楽しみ方は、本サイトでもご紹介しています。
七夕の節句
https://hakojo-lab.jp/media/2018/07/02/183 『星と水と、植物に願いを』
桃の節句
http://hakojo-lab.jp/media/2019/02/04/242 『春を先取り!大人目線で楽しむ雅な伝統行事「ひな祭り」』
冬至
http://hakojo-lab.jp/media/2018/02/26/151 『【レシピ紹介】冬の夜に。あったか和ハーブドリンク2種』
森に行ってどう楽しむか?何がいい?などは、本サイトでも多数ご紹介しています。
http://hakojo-lab.jp/media/2019/01/09/234 『運動を取り入れた森林浴をやってみました』冬
http://hakojo-lab.jp/media/2018/09/21/204 『五感を用いた森林の楽しみ方(秋編)』秋
http://hakojo-lab.jp/media/2018/06/15/178 『森の中でのお互いに認め合う体験〜森の中のコンプる〜』
http://hakojo-lab.jp/media/2018/05/30/176 『五感を用いた森林の楽しみ方<初夏編>』夏
* 執筆:麻羽たんぽぽ
(一社)はこねのもりコンソーシアムジャパン理事
(株)森と紙ひこうき代表
未病観光コンシェルジュ・森林セラピスト
JAMHA認定ハーバルセラピスト
和ハーブインストラクター・産業カウンセラー
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