“いま”を生きる~箱根を訪ねて
その日会った友人や知り合いと挨拶をし、言葉を交わす、それだけで楽しい1日となります。
そして明日も体を動かし、手足を動かし、歩けることを願って一日を大切に終えます。
「あなたの今、欲しいものは何ですか?」
突然この質問をされたら、あなたはどう答えますか。
お金や家や車、洋服や靴、時計等など現実的に欲しいものや必要なもの?
それともキャリアアップ、または旅行に行くための休暇や語学力など、その答えは人それぞれ十人十色です。
その中でも今年80歳の誕生日を迎えた青木さんの答えは考えさせられる言葉でした。 
私「今ほしいものを教えて下さい」
青木さん「う~ん、何もいらない。なんもない」
私「ええ~、何もないのですか!?目に見えないもの、計れないものでも良いですよ」
と付け足しをした後、考えて、考えて絞りだした言葉は、
青木さん「じゃあ、1に元気で過ごすこと。2にやることがあること。3に行くところがあること。本当にこれだけだよ。」
私「なんともシンプルな答えですね」
青木さん「この年になってしまうと自分でやることや行く場所を決めないと家の中でぼぉーとして1日が終わってしまうよ」
私たちは当たり前のように日々のことをこなし、当たり前のように行く場所がある。
しかし人々は忙しい、忙しいと走り回っているけれど、本当に大切なことを見落としているかもしれないですね。
“毎朝目が覚めて体が動かせること”に感謝して1日を始める人がどれくらいいるでしょうか。
人生でたいせつなことは“今日”という日を、“いま”という一瞬を存分に味わうこと。
一度走り回るのをやめて、ぷらっと箱根を訪ねてみてはいかがでしょうか。
箱根のゆったりとした空気を味わい、広大な山々、森を眺めていると当たり前すぎて見えなくなっていたことが少しずつ見えてきます。
心がクリアに軽くなっていくような感覚にさせてくれるのは大自然の力です。箱根の自然は、きっと「今」という時を感じさせてくれますよ。
インタビューに答えて下さった青木ご夫婦
青木ご夫婦は、海外は20か国以上、日本は47都道府県すべて訪れたことがあるというくらい大の旅好き。
最近は遠出するのが難しくなったそうですが、箱根へは毎年訪れているそうです。
箱根を選ぶ理由はアクセスの良さ、山と温泉が豊富で、季節ごとに変化する森の風景は何回来ても、何回見ても気持ちが良い!ということです。
この日は素晴らしい快晴となり、箱根の自然がお二人を迎えてくれました。
この記事を書いた人

龍崎 紗也加
ヨガインストラクター・はこねのもり女子大学講師
体と心に効くヨガを提案・実践中。
海の近くに移住し、ヨガ・サーフィン・野菜作りなど自然と親しむ生活を送っている。


