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春は肝臓の毒だしの季節 ~未病の改善に薬膳を取り入れよう~

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春は肝臓の毒だしの季節 ~未病の改善に薬膳を取り入れよう~
こんにちは。はこねのもり女子大学の初山です。

春は冬の間に溜め込んだ毒素を出そうと解毒器官である肝臓が活発になります。
五臓六腑と季節は深い関わりを持っていて、春は肝臓、夏は心臓、秋は肺、冬は腎臓、それぞれの器官の毒だしが盛んになります。

草花が芽吹くのと同じように、人の身体も冬の間に溜め込んだ物を吹き出させて外に出そうとする力が働くのです。春先に出回る野草は苦みのある物が多く、この苦み成分は老廃物を排出しやすくしてくれます。

また、肝臓が悪い人は怒りっぽく(攻撃的)なります。肝臓でしっかり解毒が行われないと、その毒が腎臓へいき、臆病な気持ちになります。腎臓にたまった毒は肺へ流れ、肺が悪い人は、メソメソクヨクヨ(悲観的)します。さらにその毒が消化器官へいき、消化器が悪いと優柔不断(甘ったれ)になります。これはいわゆる「こころの冷え」と言われています。
ですが、このような精神的な症状は、しっかり冷えとりをすれば身体同様、快方へ向かうと言われております。

この毒だしによる、身体の変化や動きで興味深いのは、自分自身の力で(自然治癒力)つねに快方へ向かう、自浄作用を持っているゆえの症状ということでしょう。

『これが本当の「冷えとり」の手引き 愛蔵版』著者であり医師の新藤義治氏によれば、花粉でアレルギー症状が出るのも毒だしの症状の1つだそうです。それはつい悪者になる花粉症も花粉が悪いのではなくて、花粉は、体に入ってきた毒素を肝臓でフィルターにかけて、体外に出して病気を治そうする働きを手助けしてくれているありがたい関係なのだということだそうです。

鼻水、涙、皮膚からの湿疹、すべて毒だしなので身体の中に溜め込まず、薬に頼らず自然治癒力で出し切って乗り越えられればいいのですが、花粉症に悩まされている人には(私自身もそうです)なかなか仕事しながら出し切るというのはつらいですよね。
色々な考え方があっていいと思うので、酷い時は西洋医学の薬で一時的にでも緩和されて楽になる方法を選ぶのも大事です。自分で決めて、自分で試行錯誤するしかないですね。人によって効き方は違うものです。

ただ、このような身体の仕組みを知っていると知らないではつらさが違ってくるのではないでしょうか。外に排出したらそれでおしまい。出してしまえばいいのです。

<参考著書:これが本当の「冷えとり」の手引き 愛蔵版 新藤義治・新藤幸恵 著 より>

未病って?


「未病」ってどういう事か改めてご説明いたします。

「人の健康はここまでが健康、ここからが病気と明確に区分ができるわけではなく健康と病気の間で連続的に変化しており、その状態を「未病(みびょう)」といいます。」


薬膳とは?

東洋医学(漢方)では、病気にならないことを重要視しています。薬膳はこうした漢方の理論に基づき未病を改善することを目的とする食事です。
薬膳を実践するためには、まず自分の体質や健康状態(証)<※参考1> と食材の機能(作用・性)を知ることが大切になります。体質や健康状態(証)に合わせた薬膳で、体内のバランスを整え、健康へと導きましょう。

※参考1=(証)とは、「気・血・水」<※参考2> の異常を8つに分けたもので、体質や健康状態を漢方で評価したものです。自分の「証」を把握し、自分にあった薬膳を実践する事が大切です。

※参考2=「気・血・水」とは、生命活動を維持するために必要な3つの要素で体質や健康状態(証)を知る目安のひとつです。全身に栄養を運ぶ体液である「血」と、血以外の体液である「水」、そしてそれらを巡らせている生命エネルギーである「気」。この3つが、量の過不足なくバランスのよい状態で円滑に巡ることで、健康を保つことができると考えられています。

<神奈川県発行の「未病を改善 おいしい薬膳 レシピブック」より抜粋>

春の食材で美味しく毒だしをしよう

春の毒だしの食材として代表的な野草があります。
タラの芽、菜の花、蕗の薹などです。苦み成分が老廃物を排出する手助けをしてくれます。独特な苦みが天ぷらにすると美味しいですし、お浸しやあえ物にもいいですね。

今回は、水の偏りを直して(水毒証の症状の人に特に良い)身体を温める食材で、 手に入りやすい春先の玉ねぎを使ったサラダを紹介します。

※ご自分の<証>の調べ方はこちらを参考にしてください。
「未病チェックシート」http://me-byo.com/


新玉ねぎとミックスビーンズのサラダ


【材料】2人分

・新玉ねぎ(みじん切り)・・・1/2個(約100g)
・ミックスビーンズ・・・1カップ
・きゅうり(1㎝各にカット)・・・1/2本
・グレープフルーツか手に入る柑橘類・・・房から出してカップ1/2程度
・オリーブオイル・・・大さじ1
・塩・・・2つまみ
・黒コショウ・・・適宜

【作り方】
① 新玉ねぎは水に30秒ほど晒してザルにあけておく
② ボウルに柑橘をほぐし入れ、荒く潰す。オリーブオイル、塩、黒コショウを加えてよく混ぜ、①とミックスビーンズを加えて和える。

「神奈川県発行の<県西やさい&くだもの みんなで食べよう!>よりレシピ紹介」

はこじょ森林セラピープロジェクト

はこねのもり女子大学では、神奈川県の掲げている「食・運動・癒し」の3本柱を基軸に未病改善の活動に取り組んでいます。また、箱根町の芦ノ湖周辺が「森林セラピー基地」と認定されてから、「箱根の森の森林セラピーで未病の改善をしよう。」と発信し続けております。

神奈川県が現在取り組んでいる「県西地域活性化プロジェクト」のサイトの森林セラピー基地のところに箱根町の取り組みが紹介されています。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0602/kenseipj/forest_therapy.html

今後もはこじょ森林セラピーツアーを開催していきますので、ぜひ箱根の森に癒されに来てください。

「森で学び、森に学び、しなやかになる。あたま・からだ・こころ」

この記事を書いた人

初山 英恵

「はこねのもり女子大学」運営事務局
神奈川県 県西未病観光コンシェルジュ

自身が幼少の頃より未病状態を意識する不調と共に過ごしてきた中で、試行錯誤しながら必然と興味は、人の身体に直接関わる“食”の取り方の重要性に興味を持ち始め、食生活アドバイザーの資格や、マクロビオティックの知識に触れるなどして、畑を耕しながらホリスティックなライフスタイルを目指して過ごしている。

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