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嗅覚って誰のもの!?「アロマ調香」とは

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嗅覚って誰のもの!?「アロマ調香」とは
アロマテラピーが日本に紹介されて、約30年が経つと言われています。

私がアロマの小瓶を初めて手にしたのは、おそらく小学校6年生の時。流行に敏感な叔母が、お土産にくれた「ローズウッド」の精油だったと記憶しています。とてもワクワクして、さっそく母にねだって買ってもらったキャンドルランプに少しのお水と精油を垂らし、深呼吸して香りを楽しんだ初めてのアロマテラピー。それは間違いなく私の原点となる体験です。

この時から約10年後…私は病院で看護師として働き、アロマテラピーをスクールで学んでいることになるとは当時全く想像していませんでした!


嗅覚とは


ここで少し話は変わりますが、皆さんの思い出の香りはどんな香りですか?

私は「家族旅行で行った南国の香り」「スキー場のリフトで感じる森の香り」「学校から帰って来た時の夕食の香り」…他にも書ききれないほどのたくさんの思い出の香りがあります。
そしてその香りを想像した時、当時の記憶が不思議と蘇ります。誰と一緒に、どんな景色を見て、何の会話をしたのか…そんなことまでもが断片的に思い出されます。

皆さんはいかがですか?

そう、アロマテラピーの本を開けば必ず出てきますが、香りと記憶はとても密接な関係があります。それと同時に嗅覚は他の誰でもない自分だけのもの。とても個人的な感覚です。ある人にとっては素晴らしく心地良い香りでも、違う人にはそうではないかもしれない。そして同じ香りを嗅いだとしても、人によって、またその時の体調や心理状況にもよって感じ方は決して同じではない神秘的なものなのです。


アロマ調香とは


さて、それでは「アロマ調香」とは何でしょうか。

シンプルに言うと、数種類のアロマ(精油)をブレンドすることです。
「ラベンダーはリラックスできる香りなんでしょ?じゃあそれ一本あればいいんじゃない?」と言われることがよくあります。それももちろん、正解です。たしかに「ラベンダーの持つ酢酸リナリルという成分はリラックス作用がある」と、本を開けば書いてあります。でも、それはその香りが好きなことが大前提。苦手な香りを嗅ぐと、リラックスどころか逆の効果さえ生み出してしまうことがあるのです。

では例えばそこにオレンジスイートの香りを加えてみたらどうでしょう。オレンジスイートはリモネンという成分を多く含み、リフレッシュの作用があります。だからラベンダーと合わせることでリラックスとリフレッシュ、両方の力を発揮してくれるかもしれない。それに実際お客様に香りを試して頂くと、圧倒的にラベンダーだけよりもオレンジスイートと合わせた香りの方が好き!とおっしゃる方が多いのも不思議です。

アロマ調香は「精油の持つ化学成分のカクテル」とも言われています。一つの精油だけよりも数種類の精油が合わさることで香りの深みや広がりが増すだけではなく、心身にもたらしてくれる作用の相乗効果が狙えるし、まるで自分が料理人やお花やさんになって、メニューやブーケを作っているような楽しさがあります。


はこじょマルシェ

そして、この秋に開催された「はこじょマルシェ」では、私がブレンドしたアロマを販売させて頂きましたが、その中で手に取って下さる方が多かったのが YOGA の香りでした。こちらは7種類の精油から組み立てました。

まずは大好きな秋の箱根の空の下、「森林浴ヨガ」の参加者の方たちが皆それぞれお気に入りのウェアに身を包み、気持ち良く深い呼吸を続けながら、各ポーズをとっていく…。そんな景色を想像して、そこから各精油の個性や得意分野、組み合わせを考えてレシピを組み立て、香りのバランスを調整していきます。私もサボりがちだったヨガに足を運び、実際にこんな香りがあったらいいかな、とイメージを膨らませて調香しました。

精油1種類、また精油1滴違うだけでガラリと印象が変わるアロマ調香。何度もやり直して出来上がった香りを通してお客様との会話が弾んだ時、この瞬間がやっぱり私は大好き!と、箱根の澄んだ空気の中、強く思いました。


アロマセラピーと向き合う時に大切にしていること


それは看護師として働いていた時の気持ちと、そう変わらないのかもしれません。「一人一人のライフステージをふまえ、今に寄り添うこと」を、アロマでも表現し、生活に取り入れられる「かたち」としてご提案したい。これに尽きます。

一人一人が心地良いと感じる香りのある生活が、毎日を少しだけ豊かにしてくれるかもしれない。その可能性を楽しみにしながら、私は、対パーソナル又は少人数でのface to faceの香りづくりと日々向き合っているのだと思います。

私自身が助けられたように、まずはアロマをただただ感じてほしい。香りの好き・苦手を感じる時間は誰にとやかく言われることもない、とてもシンプルで自由なもの。それはまさに自分自身へのトリートメントのような時間だと思っています。

好きな香りを一つずつ、一緒に見つけてみませんか?


この記事を書いた人

大石 祐里

AEAJ認定 アロマテラピーアドバイザー・アロマブレンドデザイナー・アロマハンドセラピスト
IAPAアロマ調香デザイナー
看護師

小さな頃から香りが好き。箱根も大好き。
病院に勤務していた時にセルフケアの目的でアロマテラピーと出会いました。
基礎を学んだのち、現在は epice aroma designとして、アロマ調香レッスンやカウンセリングに基づいた香りづくり、ハンドトリートメントを中心に活動しています。
自然からの恵みがぎゅっと詰まった精油をこれからも大事に扱い、皆さまと様々な香りの体験をシェアしていけたら嬉しく思います。


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